鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

連日の猛暑である。

2007-08-12 21:39:04 | 直言!
道路はアスファルト、町の中は木々が少なくなって建物が立て込んでいる。風の通り抜ける景色がなくなった。都市と田舎の温度差があると私は考えている。
田園が広がる景色、地熱の照り返しはない。緑の稲穂が人の見る目も心を潤している。
テレビのニュースでは昨日の熱中症は300人そして今日も250人を越えているようだ。どうなっている。この暑さである。
私も昨年、熱中症にかかった。
あれはしんどい。炎天下の現場3時間の取材だった。こまめにお茶を飲みアイスクリームも食べていたが屋根もない炎天下で3時間いた。若いときはこんな現場もあった。水分補給がたりなくて頭痛になることはあったがまさか熱中症にかかるとは思っていなかった。まだ脱水症や熱中症という言葉がそんなにでていなかったのでただ暑さ負けをした程度だと思っていた。
それが水分をとらないと脱水症になるといわれだし近年熱中症が言われだしてあれが脱水症状だったのかとわかってそれから水分補給に気をつけるようになった。
しかしまさか自分が熱中症になるとは考えもしていなかった。
現場にいる間は仕事に没頭しているので気がつかない。
やっと現場を離れてJR森ノ宮の駅に向かおうとするが早く座りたい。歩くのもしんどい。このまま横になりたい心境だった。歩けなくて早く座りたくて近くにあった地下鉄森ノ宮から電車にのった。生駒にでた。地下鉄はなんとか座れたが近鉄生駒駅から奈良行きの快速急行にのったが座れない。誰も席をかわってくれない。若い男女が座っているところに意図的に立ったが誰も代わろうとしない。いかにもしんどい姿をしているのに誰もかわらない。
もう死にそうである。呼吸は犬が呼吸をするように口をあけて呼吸しているのに誰も知らん顔している。やっと座れたのは西大寺だったと思うが----。
そして家ですぐにシャワーを浴びた。湯のシャワーを浴びたがいっこうに死にそうなくらいのしんどさがとれない。シャワーを浴びて冷房の部屋で横になった。頭に冷たいタオルで冷やした。(後で知ったことだが熱中症の時は水のシャワーを浴びないといけない)
すこしはく息の呼吸が落ち着いてきた。
夕食の用意は当然できなかった。翌日の朝食は作ったように思うが体調を戻すのに横になる生活で1週間ほどかかった。8月の初めのことである。
とりあえず元のいつもの体調に戻るのは9月半ばまでかかった。
それで今年は予防線を張ってその行事の現場は前もって入らないと上に言ったぐらいだった。熱中症と気がつくのに体調が元に戻る頃の9月に入ってからだった。
1つ間違ったら死ぬことがわかった。
呼吸困難になる。口を開けて息をしている。
水分補給も大事だが灼熱の太陽の下に出ることは控えることである。でても1時間程度で日陰にはいって水分の補給して休憩をする。
このヒートアイランドの気温は異常である。
部屋にいても暑い。
若いときは電気代がもったいないので少々汗をかいても玄関を開けて風を入れて冷房を入れるのを控えた。
今はもうそんなことしない。昨年の熱中症で電気代より後の体調回復に時間がかかり本人もしんどい。電気代ということなどいっておられない。
暑い時は冷房いれているが温度はかなり高温で冷房を入れている。
今年の日本列島、梅雨明けが遅かったせいか、盆がこようとしているのに猛暑である。海岸は多くの人である。しかし猛暑で水難事故も多いとテレビのニュースで言っている。
日本列島、37・何度または38度のところもある。

今年の熱中症多発の発生に昨年私が熱中症になったことを思い出した。
よる年端には勝てない。自己管理で夏をのりきらないといけない。
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