春うらら、道行く人の顔もほころんでいる。

春うららかになってきた。
今日は外の景色は春めいた空気、桜の花ももう満開になるだろう。町を行く人たちの顔もほころんでいることだろう。
今日は１日、原稿出稿のあとの確認作業で行政と民団大阪本部の職員たちとの修正でバタバタしていた。1980年から大阪府・市は外国籍教員を採用してきた。
管理職も認められていた。それが韓日外相の覚え書きで外国籍教員は常勤講師という肩書きになった。処遇はなんら一般教員とは変わらないがもろもろ問題が生じてきた。
そして民団大阪本部の粘り強い要望活動で外国籍教員の採用は今年府・市合わせて23人が採用された。延べこれまで105人外国籍教員が大阪府内で教壇に立っている。本名をなのる教師は３分の2、子どもたちへの影響力はいい意味で大きい。
そんなことを取材して記事にした。
文部科学省と大阪府・市の関係、このへん私ではどうすることもできなくなって行政機関と民団大阪本部の職員が奔走して下さって記事に仕上げた。
こんなことで１日終った。
ほっとしている。
それにこのガラガラ声、この声で電話の応対、変な声の公害を撒き散らした1日だった。
体の休養をしないと考えて風邪薬を飲んで１時間ばかり休養をとった。
それでも声はかれている。
夕方、起きると５時半、あわてて夕食の支度をした。
そう言えば夫が昨日、鯨肉が安かったから買っておいたから明日のおかずで作ってといった。この間も細切れ肉だったが手抜き料理といえ肉だった。
よくまあ本当にこう肉を食べてもあきないものだ。
こんにゃくをゆがいて細く千切りにした。
鯨肉もこんにゃくより少し太い目の千切りにした。
これをフライパンでいためて韓国風に味付けした。
新玉葱は切って氷水につけた。りんごも切って塩水にさらした。これはサラダにしてドレッシングをかけて食べた。
大根は千切りにしてナマスにした。我が家はここに粉唐辛子を入れて韓国風にする。
私はハムを皿に並べた。今日はこれだけの惣菜、味噌汁作ろうと思ったがやめた。汁物がほしくなったらインスタントでまにあわせよと---。
鯨肉は明日の分、残るかなと思ったら夫は全部食べてしまった。その後の汁がフランパンに少し残っている。これで焼き飯をしてほしいという。
焼き飯をすると美味しそうに食べていた。
夫の体は私よりずっと韓国人のＤＮＡが高い。毎日、毎日、韓国風の味付けにこりもしないで食べている。子どものころ母親が韓国料理しか作らなかったという。料理上手な母親で千枚漬けも美味しくつけたしカレーも美味しく作る人だった。
が、韓国料理は昔、自宅で結婚式をしたが結婚式の料理を作りに行ったぐらいだった。
そんな母親なので毎日韓国料理でも飽きない。
私はあかん。時には厚揚げのたいたもの。ピーマンの炒めたもの、ポテトサラダも好き。
そうめんも食べたくなってきた。味噌汁に水菜の辛し和え、炊き込みごはん、胡瓜とわかめの酢の物がいい。
といっているうち春の食材もでだした。

先日、セリを買ってきたらイカの刺身をいれて韓国風の味付け、味噌と酢の和え物、イカフエにしてくれというので先日した。これは夫の好みにした。
そして山うどがあったので買ってきた。これは和食の酢味噌和えにした。美味しかった。筍ももうすぐでるころだ。「山城の筍」が美味しい。手ごろな値段で買えますように。
春の食材にまた一段と春の匂いがしてくる。