鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

朝の空気はすがすがしい。若葉、新緑の季節の朝である。

2007-05-31 08:05:49 | 直言!
梅雨になり開けるともう真夏の季節になっていく。
「千の風にのって」の歌が大ヒットしている。
なぜこんなにヒットしているのだろうか。
誰の心の中にもやはり故人を偲ぶ心があるのだろう。
墓場にいる先人たちは「そうだ。そうだ」風になって飛んでいるといっているだろうか。
世の中がすさんでいる。
国会もすさんでいる。
国会議員はいつから国民の声を聞く耳を持たなくなったのだろうか。
国民の声を聞かないで無理やり押し通したのが「郵政民営化」である。
そして今回は「年金問題」である。
こんなにずさんなことが行なわれているのに1日の審議で採決を取っていく。これはあまりにもむちゃくちゃではありませんか。
それこそ国会議員のごりよ押しで国民にイエスマンにさせようとしているがそうはいかない。時間をかけて話し合いをしなければならない。
みなさんのやっていることはどこかの国の独裁国家と何もかわりませんよ。

なぜこうした問題が起きてくるのだろうか。
そして大臣の訃報、金権政治にまみれた代議士と政府と企業のあり方が浮上してくる。真っ正直に政治に参加している代議士は本当にいるのだろうか。
嘘の固まりにまた金権政治が見え出してきた。

こんな国会の様子に「千の風にのって」の先人たちはどんなふうに見ているのだろうか。
そういえは「貧乏人は麦飯を食え」といった人もいた。
この言葉に反発した国民。白米を食べたくて一生懸命に働いてきた。
「もはや戦後ではない」と言った人もこの首相だったのだろうか。
当時は政府のあり方に若い青年は抗議デモもしたがそんな時代からはるか遠くになっていく。
なにもなかったから真っ白なキャンバスにそれぞれ踏ん張って日本と言う絵を描いてきた。あれこれ描きすぎてキャンバスはあふれて終止がつかない。
どこかで何かを忘れているのだろう。
どこかの新聞記事に書いていた。
日本の歴史に蓋をしてきた。あいまいな中で経済成長をしてきた。中味のない日本は今の日本を作ったという。
やはり土台をしっかりつくるのには日本の歴史、アジアとの関係をきっちり認識していくことが日本の国を立て直すことになる。歴史に関して国民に知識を与えることなくきた。これは政府として大きい罪である。明治・大正・昭和の時代、日本がアジアに向けた侵略の史実を伝えてまた新たな日本の歴史づくりができる。過去の歴史を2度と繰り返してはならないと。
「千の風にのって」
この歌にこめられた意味は大きい。幅広い意味でこの歌の意味が大きと私は考えている。
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