鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

今日は晴れている。

2008-02-07 11:08:11 | 直言!
寒くても今日は出なくていいと思っているが明日、明後日と連日の現場になる。
今日に連載の記事を少しでも作らないといけない。月曜日の書き込みは私の得意分野ではないが次世代は本を読まない子どもが増えている。しかしパソコンはできる人が多いのでインターネットを通して韓国の歴史を記述している。それも日本植民地支配されるまでの歴史をあれこれ文献や著書を出してきて記述している。
一般論として知られている韓国の歴史書を文献にしているが反発が多いのが韓国政府が発行している在日韓国人学生のための韓国史、国際教育教育院編の発刊にはものすごく反発が多い。この反発に在日コリアンに対する差別事象があるのかとも思ってしまう。反発がすごい。他の著書になると反発があっても誤字・脱字の訂正が主であるが韓国で使用している在日韓国人学生使用の教科書になると反発した書き込みが入る。
日本の学校教育で日韓の関係はほとんど学習しないで高校を卒業していく。大学でも専攻する以外のほとんどの学生は日韓の関係史を習わないで社会人になって帰化していく。ルーツは親にあるのに隠し通して「へんちくりん」な在日コリアンの人間性を生み出している。こうした現況に韓国の教師たちは「へんちくりん」な在日韓国人を作り出さないために確固たる韓国史を力強く指導している。ここまですることで日本に戻っても帰化しても親のルーツを忘れないで生きてほしいという願いを込めて指導されている。
裏を返せば日本の学校教育の歴史の裏返しである。
だから反発がくるのだろうか。
それがこの教科書からの抜粋するとひどい。書き込みが反発ばかりになる。
それもみんなそうした書き込みは匿名である。
意見をいうなら名前を明記してもらいたい。
「あ」でもない。「う」でもない。「サ」なのか「ハ」なのか、そんな雲行きの分からない人にどうして意見が述べられるのだろうか。
人間のズルさが垣間見える。
もし書き込みの人が帰化同胞だったら本当に「へんちくりん」の在日帰化人を生み出している。こうしたことを意図的にして日本の学校教育では日韓の関係史を正しく教えないのだろうか。
双方の国によって都合の歴史はあるだろう。しかし日本植民地支配の歴史は2008年で100年である。たかだか100年ともおもうしもうそんな年月とも思うのか。これまで日本植民地支配当時の生き証人が現存していた。聞き取りも多く可能にしてきた。こうしたことが日本社会ではわからないのだろうか。
しかし100年になろうとしているのに在日コリアンの処遇問題は何も解決されていない。せつなくなる。日本の島国根性のあり方に頭痛がする。
在日コリアンの子どもたちは大学に行ってもあえて韓国・朝鮮文化研究から避けて卒業していく。そうした子弟を目の前でみたときに私は「へんちくりん」のコリアンができていることを実感した。
親戚とも触れようとしない帰化したコリアンの子弟である。
日韓のまともな歴史を勉強していないのでまたこの子たちが在日コリアンを差別していく現象に「へんちくりん」の在日コリアンの実態に胸が痛くなる。
帰化してもせめて「へんちくりん」の在日コリアンになってもらいたくないために私が学校で教わらなかったことはどれだけ自分にとって人生にとって引き算になったか。こうした体験を踏まえてインターネットに連載している。
帰化しても在日コリアンは在日コリアン、民族をなくそうと思っても体の中に流れている。まだ30代では気がつかないが40代の後半から50代に入ると人間また原点に戻ってくる。還暦と言う原点に向かっている。子どものころ体験した記憶や思考は必ず体にも舞い戻ってくる。
そのとき帰化したことを後悔するか。帰化したが子どもや孫たちには自分のルーツをどう伝えていくのか。試行錯誤することになる。
まだ悩むのはいい。そこから這い出すことを考えていく。これをそのまま通り過ぎて生涯を終えたとして次世代から日本人として生きていくからそれでいいと思っているだろう。
それがそんな簡単に問屋は降ろさない。
また孫たちは悩んでいく。
その子孫が豊臣秀吉の侵略によって連れてこられた陶工家たちである。ほとんどは日本人に帰化しているが血が騒ぐ。何代という時を経ても原点に返っていく。そうしたことが窯元の代々は韓国との交流をしている子孫もある。人それぞれの生き方があるが何代の時を経ても体に流れている血はどうすることもできない。小川のように細くなっても血は流れている。
1つでも日韓の関係史を知ることで心の葛藤から少しでも解放されればと考えて書き込みをしている。
在日コリアンの心が広いと思う。
日本文化も受けいれて韓国の固有の文化を守ってきた1世と2世、1・2世の生き様も伝えていかなければならない責任もある。
反発はあるが連載の原稿を今日は少し作っておかなければならない。

さてK氏、今韓国に滞在、いい写真がとれたのだろうか。いいルポができたのだろうか。帰りの土産話が楽しみである。
韓国は今日は今日は正月、旧暦の1月1日、親戚家族が集まって家族の確認をしているだろう。

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1 コメント

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在日コリアンの心が広いと思う (芝蘭)
2008-09-05 13:55:10
>。

ありがとうございます。
私は在米ですが、23年前には在日でした。
外国に住む同胞はあれやこれやで傷ついています。
母国にとっても私たちは亡命韓国人でしかありません。

意見する場所も無いのが現状です。
誰とも接触無く、味方も無く、それでも正しくいる事は至難の技に思う時もあります。

俄然ニュースを見なくなります。辛いので。
ずいぶんと長い間、全てに無関心に生きてきました。

然し、年齢を経た今、自分を生かせる何かが出来ないものかと日々、模索中です。

心のこもった、ご執筆に感謝いたします。


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