アジア映画巡礼

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『ドラゴン危機一発 '97』サプライズ公開決定!

2015-05-01 | 香港映画

本日は5月1日。お天気はチョーの付く五月晴れながら、心は晴れません。なぜなら、もう5月になっちゃって、シネマート六本木の閉館まであと1ヶ月半になっちゃったから。2006年3月に開業し、六本木のアジアン・エンターテインメントの根城として親しまれたシネマート六本木は、6月14日(日)をもって閉館してしまうのです。ビルの契約期間終了により、とのことですが、残念無念!

(2014年2月早朝のシネマート六本木)

そう思ってどよ~んとしている時に、シネマート六本木の最後を飾る作品の公開情報が(株)アクセスエーさんから飛び込んできました。アクセスエーさんと言えば、インド映画ファンには『エージェント・ヴィノッド』(2012)でお馴染みですし(シネマート六本木での上映は雪にたたられましたねー)、台湾映画ファンには『天空からの招待状』(2013)でもお馴染みですね(シネマート六本木のスタッフが作って下さった台湾島のジオラマがすごかったです~)。そんな風にシネマート六本木ともご縁の深いアクセスエーさんが、この映画館の最後を飾る作品として選んだのは、『ドラゴン危機一発 '97』。ドニー・イェンの主演作です。

 『ドラゴン危機一発 '97』 

1997年/香港/広東語/91分/原題:戰狼傳説/The New Big Boss
監督・製作総指揮・脚本・武術指導:甄子丹(ドニー・イェン)
出演:甄子丹(ドニー・イェン)、黄子華(ウォン・ジーワー)、李若彤(カルメン・リー)
配給:アクセスエー

※5月30日(土)~6月12日(金)シネマート六本木にて特別ラスト興行!


18年前のドニーさん、若いですねー。私もこの作品は見たことがないのですが、若いだけあってアクションもとんでもなくエネルギッシュみたいです。ドニー・イェン的にはまだ大ブレーク前で、コアな熱狂的ファンの熱い支持が一般の人にも広まり始めていた頃、と言えるでしょうか。そしてこれがドニーさんの初監督作となり、翌年に『ドニー・イェン COOL』が誕生する、という流れになったのでした。ということは、『ドニー・イェン COOL』みたいにこの『ドラゴン危機一発 '97』も結構カルト映画っぽい? さてさて、名残惜しいシネマート六本木のスクリーンで確認してみましょう。

ウィキのサイトはこちら。日本公開当時のエピソードが載っていますが、この邦題の名付け親は江戸木純さんとか。なるほど~。予告編がなくて残念ですが、アクセスエーさんから回ってきたプレスによると、「大鉈を使った立ち回り、手技、足技が、スタイリッシュな映像美の中に炸裂!全格闘技ファン必見の凄まじさです」とのこと。さあ、格闘技ファン、アクション映画ファン、ドニー・イェン・ファン、そしてサッカーの長谷部選手ファン(笑)、さらにシネマート六本木のファンの方は、今からスケジュールを空けておいて下さいね。

(2014年12月のシネマート六本木)

最終日にはカウントダウンがあるのでしょうか? 私も行って、お世話になったB2Fのスクリーン1(確か、東京国際映画祭で『ロボット』を上映したのがここだった)、B1Fのスクリーン2と3(マスコミ試写で数え切れないぐらい行きました。2008年の「ボリウッド・ベスト」上映もここでしたねー)、そして3Fのスクリーン4に御礼を言いたいです。こういうアジア映画専門のシネコン、またぜひ誕生してくれることを願っています。



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