アジア映画巡礼

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マラヤーラム語映画上映会のお知らせ

2015-04-28 | インド映画

明日からゴールデンウィークだというのに、仕事漬けの日々です。インド映画『マルガリータ・ウィズ・ア・ストロー』(邦題未定)のお手伝いをあれこれとやっているのと、もう一つ、あるプロジェクトが進行中だからです。『マルガリータ・ウィズ・ア・ストロー』は、見れば見るほど愛おしくなってくる映画で、一般受けするには難しい作品かも知れませんが、上映する意義のある、勇気ある作品です。詳細が決まったらまたお知らせしますし、あるプロジェクトの方も、某社のお許しが出たら情報を流しますのでしばらくお待ちくださいね。

で、Periploさんから情報をいただいていたマラヤーラム語映画の上映会のご案内が遅くなってしまったのですが、取り急ぎアップします。

Oru Vadakkan Selfie First Look Poster.jpg

『Oru Vadakkan Selfie』 予告編

(2015/マラヤーラム語/142分/英語字幕付き/原題の意味:ある北方の自撮り)
  監督:G.プラジート
 主演:ニヴィン・ポーリ、マンジマ・モーハン、ヴィニート・シュリーニヴァーサン
■日時:2015年5月17日(日)午後2:00~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza
■料金:大人1,800円
■主催者:CELLULOID Japan 公式サイト(英語/こちらから予約可能)
■Periploさんの詳しいご紹介ページはこちら


タイトルの意味については、Periploさんのご紹介ページに詳しい解説があります。マラヤーラム語映画のふるさとであるケーララ州は南北に細長い州なので、「北方の歌」と「南方の歌」があるのですね。でもって、本作のタイトルはそれを踏まえてのお笑いタイトルらしいのですが、私はこのタイトルを調べていて「Selfie」の意味を初めて知りました。最初は「ん? Selfishと同じような意味かな?」と思って調べたら、何とこれが「自撮り」つまり「自分撮り」あるいはその写真のことだそうで、ひとつ賢くなりました。すでに派生語もできているようですが、映画のタイトルに使われてる、ということは、インドでもこの単語がよく知られているわけですね。


本作は、文字通り落ちこぼれの落第大学生が、映画を作って一攫千金&名声ゲットを夢見るお話のようです。というわけで、上のような映画製作現場のイラストを付けたポスターも存在します。有名監督に会いにチェンナイに行く時、列車の中で近所の女の子と遭遇してそこから恋のお話が、になるようですが、ケーララのマラヤーラム語映画界も結構規模が大きいのに、やっぱり商業主義映画をめざすとタミル語映画の本拠地チェンナイに行くことになってしまうのでしょうか。さてさて、お話がどのように転がっていくのか、興味がおありの方はぜひ上映会へ。


南インド映画の上映会は、5月9日(土)のタミル語映画『UTTAMA VILLAIN(高潔な悪党)』@イオンシネマ市川妙典(関東)&イオンシネマ茨木(関西)、5月24日(日)のカンナダ語映画『VAASTU PRAKAARA(風水のやり方)』@イオンシネマ市川妙典、そして本作と、5月は連休明けから毎週末お楽しみが待っている状態です。お世話係の皆様、がんばって下さいね。


 


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