第25回を迎えた東京国際映画祭(TIFF)。本日、その記者発表がありました。今回のゲストは、「インターナショナル・コンペティション」に『フラッシュバックメモリーズ 3D』が選ばれた松江哲明監督と、TIFFアンバサダーに選ばれた女優前田敦子のお二人。敦ちゃんの写真、ボケててすみません。すごいフラッシュだったんですよ~。
アジア映画のラインアップは今年もとても充実してます。コンペには6本+α、そして「アジアの風」も実に盛りだくさん。楽しみですね~。
今年はチケットの発売方法も変わりましたので、「手数料をがっぽり取られる」という不満も解消されることと思います。とはいえ、今度はモバイル端末(ケータイ、スマホ等)からしか利用できないシステムなので、ケータイ音痴の私などにはとっても不便。モバイル端末持っていないと利用できないし(友人に頼んで2枚買ってもらう、ということができないのです。モバイル端末がないとチケットが受け取れない仕組みです)、これはこれで”困ったちゃん”ですねー。
以下が映画祭の情報と、上映されるアジア映画(+関連作品)の一覧ですが、ストーリーや解説等、詳しい作品情報はTIFF公式サイトをご覧下さい。なお、画像はDLにすっごく時間がかかるため、今回はほとんどナシでお許しを。
第24回東京国際映画祭 公式サイト
期間:2011年10月20日(土)~28日(日)
会場:六本木ヒルズ(港区)ほか
チケット発売:10月6日(土)よりticket boardにて発売開始~事前登録等が必要ですので、早めにサイトをチェックしておいて下さい。
「インターナショナル・コンペティション」
『天と地の間のどこかで』 (Araf/Araf-Somewhere in Between)
2012/トルコ語/トルコ=ドイツ
監督:イエシム・ウスタオウル/主演:ネスリハン・アタギュル、バルシュ・ハジュハン
『ティモール島アタンブア39℃』 (Atambua 39℃elsius)
2012/テトゥン語/インドネシア
監督:リリ・リザ/主演:グディーノ・ソアレス、ペトゥルス・ベイレト
『黒い四角』 (The Black Square)
2012/北京語/日本
監督:奥原浩志/主演:中泉英雄、丹紅、陳璽旭
『風水』 (Feng Shui)
2012/北京語/中国
監督:ワン・ジン/主演:顔丙燕(イエン・ビンイエン)、焦剛(ジアオ・ガン)
『未熟な犯罪者』 (Juvenile Offender)
2012/韓国語/韓国
監督:カン・イグァン/主演:ソ・ヨンジュ、イ・ジョンヒョン
『もうひとりの息子』 (The Other Son)
2012/フランス語・ヘブライ語・アラビア語・英語/フランス
監督:ロレーヌ・レヴィ/主演:エマニュエル・ドゥヴォス、パスカル・エルベ
『テセウスの船』 (Ship of Theseus)
2012/英語・ヒンディー語/インド
監督:アーナンド・ガーンディー/主演:アイーダ・エル・カーシフ、ニーラジ・カビ
「アジアの風」
■アジア中東パノラマ
<東アジア>
『パーフェクト・ゲーム』 (Perfect Game)
2011/韓国語/韓国
監督:パク・ヒゴン/主演:チョ・スンウ、ヤン・ドングン
『人類滅亡報告書』 (Doomsday Book)
2012/韓国語/韓国
監督:キム・ジウン、イム・ビルソン/主演:キム・ガンウ、キム・ギュリ、パク・ヘイル
『眠れぬ夜』 (Sleepless Night)
2011/韓国語/韓国
監督:チャン・ゴンジェ/主演:キム・スヒョン、キム・ジュリョン
『老人ホームを飛び出して』 (飛越老人院/Full Circle)
2012/北京語/中国
監督:張揚(チャン・ヤン)/主演:許還山(シュイ・ホァンシャン)、呉天明(ウー・ティエンミン)
『ホメられないかも』 (有人賛美聡慧、有人則不/Don't Expect Praises)
2012/中国語(山西省方言)/中国=韓国
監督:楊瑾(ヤン・ジン)/主演:リー・シューチェン、ワン・チェン
『恋の紫煙2』 (春嬌與志明/Love in The Buff)
2012/広東語/香港=中国
監督:彭浩翔(パン・ホーチョン)/主演:楊千[女華](ミリアム・ヨン)、余文樂(ショーン・ユー)
『浮城』 (浮城/Floating City)
2012/広東語/香港
監督:嚴浩(イム・ホー)/主演:郭富城(アーロン・クォック)、楊采[女尼](チャーリー・ヤン)
※出品者が出品を取り下げたため、上映が中止となりました。(9/26追記)
『パンのココロ』 (愛的麺包魂/The Soul of Bread)
2012/北京語・英語/台湾
監督:高炳権(カオ・ビンチュアン)、林君陽(リン・チュンヤン)/主演:陳漢典(チェン・ハンディエン)、陳妍希(ミシェル・チェン)
『光にふれる』 (逆光飛翔/Touch of the Light)
2012/北京語/台湾=香港=中国
監督:張榮吉(チャン・ロンジー)/主演:黄裕翔(ホアン・ユィシアン)、サンドリーナ・ビンナ
[特別上映]
『スイートハート・チョコレート』 (甜心巧克力/Sweetheart Chocolate)
2012/北京語・日本語/中国=日本
監督:篠原哲雄/主演:林志玲(リン・チーリン)、池内博之
<東南・南アジア>
『帰り道』 (Padang Besar/I Carried You Home)
2011/タイ語/タイ
監督:トーンポーン・ジャンタラーンクーン/主演:アピンヤー・サクンジャルーンスック、アカムシリ・スワンナスック
『ブワカウ』 (Bwakaw)
2012/タガログ語/フィリピン
監督:ジュナ・ロブレス・ラナ/主演:エディー・ガルシア、レス・コルテス
『火の道』 (Agneepath)
2012/ヒンディー語/インド
監督:カラン・マルホートラー/主演:リティク・ローシャン、プリヤンカー・チョープラー
『兵士、その後』 (Ini Avan)
2012/タミル語・シンハラ語/スリランカ
監督:アソカ・ハンダガマ/主演:ダルシェン・ダルマラジュ、スバシニ・バラスブラマニヤム
<中東・中央アジア>
『ライフライン』 (Galoogah/Lifeline)
2011/ペルシア語/イラン
監督:モハマド・エブラヒム・モアイェリ/主演:ハディ・ディバジ、ラダン・モストウフィ
『沈黙の夜』 (Lal Gece/Night of Silence)
2012/トルコ語/トルコ
監督:レイス・チェリッキ/主演:イルヤス・サルマン、ディラン・アクスット
『ある学生』 (Student)
2012/カザフ語/カザフスタン
監督:ダルジャン・オミルバエフ/主演:ヌルラン・バイタソフ、マヤ・セリクバエワ
■特集1:インドネシア・エクスプレス~3人のシネアスト
『スギヤ』 (Soegija)
2012/インドネシア語・日本語・オランダ語/インドネシア
監督:ガリン・ヌグロホ/主演:ニルワン・デワント、アニサ・ヘルタミ
『目隠し』 (Mata Tertutup/The Blindfold)
2011/インドネシア語/インドネシア
監督:ガリン・ヌグロホ/主演:エカ・ヌサ・プルティウィ、ヤヤン・C・ヌール
『動物園からのポストカード』 (Kebun Binatang/Postcards from the Zoo)
2012/インドネシア語/インドネシア=ドイツ=香港
監督:エドウィン/主演:ラディア・シェリル、ニコラス・サプトラ
『空を飛びたい盲目のブタ』 (Babi Buta Yang Ingin Terbang/Blind Pig Who Wants to Fly)
2008/インドネシア語/インドネシア
監督:エドウィン/主演:ジョコ・アンワール、クラリン・バハリズキ」
『虹の兵士たち』 (Lskar Pelangi/The Rainbow Troops)
2008/インドネシア語/インドネシア
監督:リリ・リザ/主演:チュッ・ミニ、ズルファニ、フェルディアン
『夢追いかけて』 (Sang Pemimpi/The Dreamer)
2009/インドネシア語/インドネシア
監督:リリ・リザ/主演:フィクリ・セプティアワン、レンディ・アフマド」
■特集2:ディスカバー亜州電影~伝説のホラー&ファンタ王国カンボジア
『ゴールデン・スランバーズ』 (Le Sommeil d'or/Golden Slumbers)
2011/クメール語・フランス語/フランス=カンボジア
監督:ダヴィ・チュウ
『天女伝説プー・チュク・ソー』 (Peov Chouk Sor)
1967/クメール語/カンボジア
監督:ティ・リム・クゥン/主演:チア・ユットゥン、ディ・サヴェット
『怪奇ヘビ男』 (Puos Keng Kang/The Snake Man)
1970/クメール語/カンボジア
監督:ティ・リム・クゥン/主演:マンドリン、ディ・サヴェット
《特別上映》
TIFF特別感謝賞記念 レイモンド・チョウ オールナイト
『キャノンボール』 (The Cannonball Run)
1980/英語/アメリカ
監督:ハル・ニーダム/主演:バート・レイノルズ、ジャッキー・チェン
『ポリス・ストーリー/香港国際警察』 (警察故事/Police Story)
1985/広東語/香港
監督:ジャッキー・チェン/主演:ジャッキー・チェン、林青霞(ブリジット・リン)
『霊幻道士』 (キョン屍先生/Mr. Vampire)
1985/広東語/香港
監督:劉観偉(リッキー・ラウ)/主演:林正英(ラム・チェンイン)、許冠英(リッキー・ホイ)
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まずは第一報ということで。今年はTIFF25年という節目のため、いろんな記念グッズも発売されます。記念出版物「25th TIFF History Book」は映画祭の全足跡が記録されているほか、歴代の「アジアの風」プログラム・ディレクター、市山尚三さん、暉峻創三さん、そして石坂健治さん(下写真。あー、これもピンボケ。カメラ、やっぱり買い換えないとダメだわ)の鼎談も載っています。司会はコンペ部門のプログラム・ディレクター矢田部吉彦さんという、実に豪華なこの鼎談、読んでいるといろいろ思い出されて来て懐かしいです。
では、四半世紀以上を経て大きく育ったTIFF、今年も思う存分楽しんで下さいね!
ちょっとホッとしました。
今回僕は、フィリピン映画、インド映画の2本さえ見られれば大満足…というのをベースに、見る作品を広げていこうともくろんでおります。
パソコンからも買える、というのは、海外からの英語サイト申し込みだけではないんですね? それなら私も安心です。
あと、ケータイやパソコンを持たない人のために、電話申し込みも設定する予定、という一文も発見しました。うー、もっと早く、まとめて要領をアップしておいてくれい!