今日(11月25日)もインド映画の上映がありました。
『女の子は女の子』
2024年/インド、フランス、アメリカ、ノルウェー/118分/原題:Girls Will Be Girls/字幕:藤井美佳
監督:シュチ・タラティ
主演:プリーティ・パーニグラヒー、ケーシャヴ・ビノイ・キロン、カニ・クスルティ
北インドの寄宿学校を舞台にした物語で、成績優秀な少女ミラ(プリーティ・パーニグラヒー)は今季初めて、女子生徒として校長代理に選ばれます。厳しく同級生たちをチェックしていくミラは、男子生徒たちからは皮肉な目を向けられます。やがてミラは、外交官の息子で、父の勤務の関係で香港に住んでいたという男子学生シュリー(ケーシャヴ・ビノイ・キロン)と親しくなり、家に招きます。ミラの家は父はあまり家におらず、母(カニ・クスルティ)が勝手気ままに過ごす場所と化していました。シュリーは母の機嫌も上手に取って、母のお気に入りとなりますが、ミラの目から見ると行きすぎのような場面も。やがてミラはシュリーと体の関係を持ちますが...。
ちょっと奇妙な作品でした。「女子学生あるある」ではなくて、それに逆らっているような作品で、かといってミラの個性が明確に描かれているわけでもなく...。監督は来日せず、ボーイフレンド役のケーシャヴ・ビノイ・キロンが舞台でのQ&Aに登場。ケーララ出身だそうで、マラヤーラム語が母語だと言っていましたが、名前がベンガル語っぽいし、香港に住んでいた外交官の息子にはちょっと見えない感じもして(背が高くてひょろんとしているせいだと思う)、とりあえず写真だけを。
字幕を担当した藤井美佳さんと。この日は入り口ロビーの所にサインをする場を設けてありました。
『黙視録』
©AKANGA FILM ASIA_GRACE BAEY
2024年/シンガポール、台湾、フランス、アメリカ/126分/原題:Stranger Eyes 黙視録
監督:ヨー・シュウホァ
出演:チェン・ホーウー、リー・カンション、ピート・テオ
©AKANGA FILM ASIA_GRACE BAEY
この作品は、ピート・テオが出ていてびっくり! 上写真の右側立っている人ですが、年を取ったなあ、という思いが。リー・カンションも『黒の牛』の時以上に太っていて、こちらも大丈夫かな、と心配になりました。複雑なストーリーと、ヨー・シュウホァ監督、浦田秀穂撮監督のお話は後ほどまた。
ポスターが素敵でした。神谷ディレクターとのツーショットは、特に意味はありません(笑)。