1997年7月1日、香港がイギリスから中国に返還されて、本日でちょうど20年になります。中国側から言うと「回帰」となるのですが、この20年の香港の激変ぶりは、最近のテレビや新聞での報道で皆様もご存じだと思います。その変化を香港の映画人たちがどう見ているのか、ということを5本の短編で描いた作品が『十年』(2015)で、香港で大きな話題になった本作が、やっと日本でも公開されることになりました。まずはデータと、チラシ画像をどうぞ。
『十年』 公式サイト
2015年/香港/広東語/108分/原題:十年/英語題:TEN YEARS
<各パートの監督>
第1話『エキストラ』
監督:クォック・ジョン(郭臻)
第2話『冬のセミ』
監督:ウォン・フェイパン(黄飛鵬)
第3話『方言』
監督:ジェヴォンズ・アウ(歐文傑)
第4話『焼身自殺者』
監督:キウィ・チョウ(周冠威)
第5話『地元産の卵』
監督:ン・ガーリョン(伍嘉良)
配給:スノーブレイク
※7月22日(土)より新宿K's cinemaほか全国順次公開
実は、本日『十年』を詳しくご紹介するはずが、配給会社さんからいただいた画像データをDLし忘れて期限切れになる、というドジをやってしまいました。後日再度お願いして画像をいただき、個々のパートをご紹介したいと思います。公開日は7月22日(土)なので、今しばらくお待ち下さいね。最後に予告編を付けておきます。
香港の未来はどうなるのか!?映画『十年』予告編