「50&50(チンクエンタ エ チンクエンタ)2011」アヴィジョネージ&カンパネッレ
さて12月の週末ワイン。毎年12月は『年末ワイン』と銘打っていつもの『週末ワイン』よりもより、ハイクオリティなワインをお届けしております。
今月の1本目は最近イタリアの名門2社が合同で造る希少ワイン。結婚式でも重宝されるワイン『50&50』です( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
〜〜〜以下資料抜粋〜〜〜
「50&50」は、カパンネッレとアヴィニョネージのジョイントにより1988年に誕生したスーパータスカン。
カパンネッレは、キャンティ復興の初期から精力的に動いた造り手であり、小規模なブティックワイナリーながらも、抜群の知名度を誇っています。
一方アヴィニョネージは、イタリア国内でも最古の歴史を持ち、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノの世界的な名声を築いたワイナリー。
そんな2つのワイナリーのオーナーが食事会の際、お互いのワインを味わい、 意気投合し、遊び心で両者のワインをブレンドしたのがきっかけとなって誕生したのがこちらのワイン。
1988年のトスカーナは例年に類を見ないほどの素晴らしいヴィンテージであり、「50&50」にとってのファースト・ヴィンテージとなりました。
カパンネッレがサンジョヴェーゼを、アヴィニョネージがメルロを持ち寄って50&50という名前の通り、二種類のブドウが50%ずつブレンドされ造られます。両社の最高のブドウを選りすぐって生産され、二人三脚のため、どちらの出来が悪くても生産されず、稀少価値も高い傑作です。
(1991、1992、1994、1996、2002年ヴィンテージは存在しません。)
収量を抑えたブドウを手摘みで収穫し、円錐形のオーク桶内で15日から20日間マセラシオンを行った後、果皮と共に発酵。
熟成にはミディアム・トーストのフレンチオーク樽が用いられます。アヴィニョネージにおいても、自社で造られる赤ワインの中で最も贅沢な造り方で造っていると公言されているほど、手間暇を掛けて造られているのです。
出来上がるワインは、ルビーレッドの輝き、凝縮した果実やスパイス、バニラのような香りが特徴。タンニンと酸のバランスに優れており、豊かで長い余韻を伴うエレガントな味わいです。
名門同士の深い絆とプライドが感じられるスーパートスカーナを代表する素晴らしいワイン。
1995年から2006年の間ワインスペクテーター誌において、全て90点以上獲得しており、そのクオリティの高さを証明しています。また、別々の血筋のブドウを合わせて造られることから、結婚のお祝いなどでも人気のある逸品です。
以上。
初っ端から凄いワインです❗️興味ある方は是非飲んでみてくださいね🍷