週末ワイン 84

「ジュブレ・シャンベルタン　ヴィエイユ・ヴィーニュ2005」ベルナール・ドュガ・ピィ

　少し紫がかった透明感のあるバラ色。見る角度によっては光の加減で紫色が濃く表現されて赤紫色ですね・・完全に。

　抜栓したてはヴィンテージからもあるんでしょうが牛舎の中のような独特の匂いからくる還元香。腐葉土や堆肥のような感じもしますね。杉や檜の材木系の香りも感じられます。

　グラスに注いでスワリングせずにそのまま放置しておくとコーヒーやチョコレートのような香り。

　ある程度時間が経ってくるとクランベリーやカシス等の「酸味」を伴うような小さい果実系の優しい香りにわたあめやグミなどの甘いキャンディー系のニュアンス。

　味わいも若干甘味を感じるか感じないかで、酸も柔らかくまろやかで全体的なバランスの強弱が「旨味」を感じられるよう気がしますね(￣▽￣)ニヤリ

　若干ネズの実やハーブのような香りもして「ボンベイサファイヤ」のようなジンの香りそっくりでちょっとビックリ。時間が経てば経つほどにこの複雑さは深みを増していきます。

　抜栓後11時間経過しましたがまだ色合いも若々しくいつまでもこの香りの中に身を委ねそうな・・・そんなワインです(￣▽￣)ニヤリ

　いつまでもグラスの中にあるこの芳醇な液体を持ち続けていたい・・というかなんというか（笑）

　でもやはりこの香りたまらんね(￣▽￣)ニヤリ・・でも本来の飲み頃はまだちょっと先の方かな？

　いや美味しゅうございました(￣▽￣)ニヤリ