北海道旅行3日目、今日は花咲線を中心に駅巡りをすることにした。
その前に、昨日巡りそびれた根室本線の駅を巡ることに。まず、釧路発5時43分の芽室行で新富士へ、新富士は島式、出口は帯広寄りの跨線橋の山側にある。周辺は工業地帯になっている。
朝食のため、釧路のホテルまで40分歩いた後、新大楽毛まで往復した。新大楽毛は山側片面、ほぼ帯広寄りに階段出口のある構造、小さな木造の待合室は2013年に建てられ、比較的新しい。
釧路からは、いよいよ花咲線、8時18分発の列車には通常のキハ54の他にキハ40森の恵み編成が連結された2両だった。そのため、座席が半分くらい埋まる利用率だった。
駅を巡った順序は以下の通り、数字は釧路からの駅数
15西和田-14昆布盛(歩)13落石-10姉別-12別当賀
姉別は海側片面、ほぼ根室寄りに待合室駅舎がある。待合室駅舎は1979年に建てられたものだ。駅周辺には民家の他に郵便局がある。
落石は相対式、釧路寄りの構内踏切が両ホームを結ぶ。洋風の駅舎は新たに建てられたものではなく、既存のものを改修したものだ。駅周辺の建物が少ないが、少し歩くと集落がある。
昆布盛は海側片面、釧路寄りにスロープ出口、少し離れてトタン屋根の待合室がある。周辺に民家はなく、廃駅の対象になってもおかしくない状況だった。
別当賀は、山側片面。ホーム中程に、白地にの車掌車改造の待合室がある。周辺は別当賀夢原館という廃校跡を生かしたレクリエーション施設と、日本製紙の社用林があるだけだ。
西和田は、山側片面。ほぼ根室寄りに、ミント色の車掌車改造の待合室がある。駅前には牧場、駅を出て右手に5分ほど歩くと屯田の記念館があった。
別当賀発16時50分の釧路行に乗車して東釧路へ、ところが上尾幌、別保のトンネルの辺りで小鹿と衝突、東釧路での釧網本線の網走行最終への10分接続がどうなるかと思ったが、10分後の運転再開となった。
釧網が時間通りに走って、東釧路で対面接続になると思ったが、ダイヤ通りに花咲線が釧路に着いてから、釧網本線が釧路を出発した。そのため、釧網本線に9分の遅れが発生したが、標茶に着くころには3分遅れに回復していた。さらに遅れても、川湯温泉での6分停車で吸収できるのではないかと。キハ54のテーブル席で夕食を摂り、網走には22府丁度に到着した。別当賀から5時間以上かかり、北海道の広さを実感した。