土休日早朝は545、622が、557、626になるから繰り下がるだけだが、7時半前後は平日と同じく本数を減らす。また、848、911、927ひ、となっていたのが平日と同じく848、927だけになる。23分続行の『ときわ』は土休日でも需要ななかったということなのだろう。
9時前後までに上野に着く列車の水戸からの所要時間を見ると、改正前は水戸発6時台で98、95、7時台で95、97、90ひとなっていたのが、改正後は6時台100、96、7時台は90ひ、91となっている。6時台は土浦から先の普通列車の本数を減らしているのにも関わらず、数分増となっている。後半は『ひたち』が24分繰り上げたのにも関わらず、所要時間をキープ、7時33分の『ときわ』も改正前の7時59分の『ひたち』より1分増となっている。
夕方以降は、上野発18時15分の土浦行、19時15分の土浦行、20時15分の水戸行の『ときわ』3本が廃止に、データイム同様、品川から『ひたち』『ときわ』が30分毎に走るダイヤとなる。ひたち野うしく、荒川沖に停車する『ときわ』は6本だったのが、上野を21時30分以降に出発する3本だけになる。15分発の『フレッシュひたち』はつくばエスクプレスに対抗するため、2006年に設定、2008年の時刻表を見ると、上野発18時15分、19時15分、21時15分の土浦行、22時15分の勝田行となっていた。2013年改正で、20時15分の勝田行を新設したが、2017年秋改正で30本あった上野発着が11本になった時に21時15分、22時15分は姿を消した。上野発15分がなくなったため、上野18時12分発や19時11分発は北千住での待避がなくなり14分発になった。上野発18時08分は松戸での待避がなくなり数分繰り上げ、上野発18時30分の『ときわ』の待避が龍ケ崎市での接続だったのがひたち野うしくでの通過待ちになる。龍ケ崎市で普通を追い抜いた方が、停車していた『ときわ』が廃止となったひたち野うしく、荒川沖のフォローになるのだけど、皮肉的な結末ではないかと。上野発20時11分も松戸での時刻繰り上げは1分以下だがm龍ケ崎市での接続をひたち野うしくでの通過待ちに変更している。
上野始発3本の廃止で、全ての常磐線特急が品川発になった。また、朝の上野行『ときわ』が廃止になったり、朝一番の土浦発『ときわ』が上野行から品川行になったことで、上野止も平日朝の一本だけになった。これで、地平ホームから出発する常磐線特急は、ヨン・サン・トオ以来の54年の長い歴史に終止符を打つことになった。ただし、高崎線特急は引き続き地平ホームからの発着となる。高崎線、信越本線特急も以前は高架ホームでの発着だったが、新幹線の東京延伸の影響か、90年代前半に地平ホームからの発着となっている。車両の留置に都合がいいのだろう。
『ときわ』は朝夕の削減以外に、品川発13時15分の高萩行と、高萩発16時16分の品川行が勝田~高萩間で区間廃止となる。結果、高萩発着の『ときわ』は下り朝1本、夜3本、上り午前4本の4往復だけとなる。最近までデータイムも3時間毎に設定されていたが、日立ですら需要が減ったという感じがする。高萩発16時16分が廃止になった分、高萩発15時57分の普通が勝田始発となった『ときわ』に接続してフォローする。逆に下り普通いわき行は、後続の『ひたち』の後だから、日立へはこの後続の『ひたち』、『ひたち』の通過する東海、大甕、常陸多賀、高萩へは普通に乗り継ぎ、到着は30分前後遅くなってしまう。
また、品川発22時15分の『ときわ』も勝田行だったのを土浦行に短縮変更する。土浦着は23時18分、龍ケ崎市で追い抜いた普通に12分で接続して、水戸、勝田到着は品川発22時45分の『ときわ』を乗り通すより10分早く到着する。
『ひたち』は本数に変わりないが、先述した通り、いわき発6時14分の朝一番の『ひたち』がいわき発5時53分へと20分以上繰り上げとなる。勝田から先は24分繰り上げとなるので、水戸、東京方面は3分短縮することになる。いわき発5時40分の普通水戸行は5時37分に繰り上げ、常陸多賀でこの『ひたち』とホーム上接続となる。いわき発6時06分は6時02分に繰り上げ、湯本での待避もなくなり、終点の水戸まで13分繰り上げ、水戸着7時53分だったのが7時40分に繰り上げとなっている。高萩始発『ときわ』も13分繰り上げたため、常陸多賀での待避は改正前と変わらないが、高萩発6時51分の品川行は高萩発7時06分に繰り下げとなる。ただ、勝田、水戸、内原での停車時間が見直されたので、取手までは数分繰り下げ、取手から先は5分程度の繰り下げとなっている。
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