今日施行の南海ダイヤ改正の時刻などは明らかになったので、その分析を。
●データイム普通の退避パターンは、改正前 堺:急と特、泉大津:急と(特)、泉佐野:特と急
改正後 堺:特と急、高石:(特)、泉大津:急、岸和田:特、泉佐野:急 尾崎:特に変更する。(特)は通過待ち
●データイム(土休日は夜間まで)の特急のなんば発は5分繰下げ、急行はその3分後を追うので2分繰上げ。関西空港発は特急は変更なしだが、急行はその4分後及び21分後、難波着は急行の4分後を特急を追うダイヤに。
●和歌山市発特急は1分繰り上げの29、59分に。2258発は6分繰り上げ、2306発の泉佐野行を新設(泉佐野でなんば行に接続)最終羽倉崎行は23分繰下げの2347発とする。
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予想では急行が特急の5分続行だとしていたが、実際は3分続行。そのため、急行は予想したいた岸和田待避ではなく、泉大津待避を維持して忠岡、春木、和泉大宮の利便性は損なわれなかった。
普通利用者にとっては岸和田、尾崎が新たに緩急結合駅に加わり利便性が向上、逆に不便になったのは北助松、松ノ浜。北助松だからだと特急乗り継ぎで25分だったのが30分以上かかるようになってしまった。
尾崎の緩急結合は予想外、泉佐野以南は待避するイメージがあまりなかったからな。このことにより鳥取ノ荘から難波への所要時間は最短51分から最短44分になる。井原里から難波は39分が37分に、意外と短縮時間が短いのは現状でも岸和田で6分待てば特急がくるからだ。
難波までの有効本数がラピート込みで毎時8本になるのは、現状では堺と岸和田ぐらいだが、今回の改正では貝塚と尾崎も難波までの有効本数が8本になる。水間鉄道の貝塚着が12、32、52だから14の普通、54の急行への接続は少しぎりぎりになる。ゆっくり58分の普通に乗っても岸和田サザン接続で難波着は4分差になるけど。
関西空港も関空急行の退避がなくなり、ラピート込みの有効本数が毎時6本になった。空港急行の関空発は09、26、それに対し関空快速の関空発は02、20だから、6~11分間隔と平準化される。泉佐野でのサザンの接続相手はラピートから空港急行に変更、泉佐野から関西空港へのレギュラーシートがさらに売れなくなりそうな予感。
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