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しーさるの鉄日記

下諏訪と塩崎と千葉あずさ

岡谷から普通列車に乗ろうとしたら、臨時特急が4分間停車していた。茅野まで単線区間なので時間調整をしなければならない。岡谷発15時43分の上諏訪行は、運よく211系0番台運用、ボックスシートを独占して高架から諏訪の町を臨めたが、下車するのは次の下諏訪なので4分しか乗れない。下諏訪は2020年に駅舎をリニューアルした。白地の黒の木目調の外観は宿場町をイメージしたもの、その前面に御柱イメージの太い柱が庇を支えている。その下の通路は温泉街の足湯をイメージしたものだ。コンコースは伏見屋邸イメージで壁面は黒になっている。待合室はその伏見屋邸の囲炉裏をイメージした正方形のベンチが置かれている。リニューアルしたものの、駅としては衰退しており、2021年に待合室隣接の売店が閉店、去年9月にはみどりの窓口が廃止となり、今年3月には窓口が9時から17時までの営業となり、それ以外は無人となった。時間があるので国道20号の方へ向かってオルゴール通りを歩くことに。駅前はシャッター街で少し寂しい感じ、車がそれなりに通るが歩道は狭かった。

スマホのえきねっとアプリで、チケットレスの特急券を660円で購入、下諏訪発16時10分の特急あずさに乗車する。県境越えで普通の本数が減るのだから、特急に頼ざるを得ない。停車駅の多い『あずさ』なので富士見にも停車、通過するのは青柳、すずらんの里、信濃境の3駅だけだが、小淵沢まで26分と普通よりも7分早い。緑のランプを見ると半分くらいが利用されている感じだった。新宿まで乗らずに小淵沢で下車、代わりに小海線からのハイカーや家族連れが乗ってきた。小淵沢着16時36分、『あずさ』が出発して数分後には211系が下り本線上から回送、数分の停車後、16時42分発の普通高尾行として発車する。『あずさ』から普通へは韮崎でも乗り継げるが、韮崎まで行くと特急料金が920円と260円根上がること、ホームで待つ時間が長くなるのでやめた。

甲府の2つ手前の塩崎には17時14分に着いた。塩崎駅は10年前に独特の形状を持つ駅舎に建て替えられた。といっても、周辺は既に暗くなっていたので、全体的な形状はわかりにくかった。下りホーム隣接のの駅舎は、国鉄末期に建てられただろうコンビニが入居していた平屋建てのものだったが、曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージの駅舎に建て替えられた。曲面の左側はスロープになっているが、壁ではなく手摺のようになっており、外側には階段がある。スロープは途中でカーブの部分と階段で近道するところに分かれ、その合流地点はスロープ外側の階段からの歩道橋に繋がっている。スロープの新宿寄りにはホームに直接上がる線路と垂直の階段もある。その新宿寄り2階は券売機と待合室、事務室があり、1階は講習トイレとなっている。駅前広場は空き地を利用して拡張、上屋も整備された。

上りホーム側北口は、アンダーパスから階段を上がると券売機の小屋があるだけの構造だったが、柱と 庇を強調した日本的なイメージの駅舎が新設された。こちらはスロープが曲線になっておらず、新宿方向へ降りた後、途中で折り返して降りるようになっている。階段は松本方向に降りている。ホームに隣接する2階待合室は丸窓が特徴、スロープ側は開いており見渡すことができる。券売機はその下、階段を降りたところにある。駅北側は空き地だったが、上屋つきの駅前広場を新たに整備、スロープ近くには公衆トイレを整備した。アンダーパスからの階段は駅前広場に通じるように、その横には駐輪場へ抜ける歩道橋が設置された。アンダーパスは1車線で歩道とは柵で仕切られただけだったが、2車線に拡大して、歩道も別に整備された。歩道の途中にはチンパンジーのトリックアートがあり、目が動いて見えるようになっている。乗車人員は1000人だが、結構至れり尽くせりの設備になってしまった。

塩崎からは17時52分発の高尾行に乗ることに、発車時刻が近づいて接近放送が流れたので、待合室の外に出たら、E257系2000番台が通過していった。臨時特急の『あずさ82号』だ。高尾行はこれに日野春で追い抜かれたため、5分繰り下げの57分発に時刻変更、さらに1分遅れであることが、JR東日本アプリで判明した。塩崎を出て、10分で甲府には18時08分に到着した。甲府には27分滞在して、18時35分の千葉あずさで帰ることにした。

千葉あずさの指定席は、10月6日におさえたもの、トクだ値では入手できなかったが、窓側が確保できた。そのうえ、D席、つまり進行方向右側だったので、甲府の夜景を見ることができた。大月を出た千葉あずさは、四方津で甲府まで乗っていた普通を追い抜いた。藤野駅を通過するときに2階建て車両を連結した中央特快とすれ違った。徐行はしなかったものの、高尾を3分遅れで通過、八王子着19時39分に、立川着19時47分とそれぞれ3分遅れとなった。

立川を出ると、最高速度に近い90キロ以上のスピードで遅延を回復することに、遅延を回復しきったのだろうか、20時に荻窪を通過すると、80キロ程度までスピードを落とした。立川から荻窪までの18.8キロ、所定ダイヤだと15分かかるところを12分で走り、表定速度94キロと最高速度の100キロに近い。中野で50キロ程度までスピードを落とし、定刻通りの20時08分に新宿に到着した。立川からの所要時間は20分、下りはあすざ1号などが新宿から立川まで20分だが、上りは20分で走るものはなく、遅延してないと味わえない走りだ。

新宿で降りたのはランプで3割ほど、新宿から乗ってきた人は見落としたが、1日一往復と思えないくらい千葉あずさは需要がある。20時10分に新宿を出ると、60キロほどのスピードで中央線快速を走行する。さらにスピードを落として、総武緩行線へ転線、20時19分に御茶ノ水を通過した。ちなみに中央線快速は15分の次は21分、総武線は16分の次は23分となっている。総武線に入ってもゆっくりと走行、秋葉原から浅草橋までは40キロ程度しか出してない。両国を20時24分に通過した後、一旦停止する。総武線快速の上り線を渡るのに、錦糸町発20時20分の久里浜行が少し遅れていたためだ。それでも定刻通りの20時26分に錦糸町に到着した。

錦糸町で半蔵門線に乗り換える。千葉県民だけでなく、半蔵門線の乗り入れ先である東武スカイツリーライン沿線民も、千葉あずさの恩恵にあずかれるようだ。新宿止だと秋葉原まで総武線を使う必要があるからな。千葉あずさは需要があるが、平面交差があるため総武線の運転間隔が開くのが難点だ。それを防ぐには成田エクスプレスの走行ルートで走ればいいが、渋谷、品川と回り、新宿から錦糸町まで30分と御茶ノ水経由より14分余計にかかる。渋谷や品川から中央線方面への需要は開拓できるのはいいが、相鉄も乗り入れるようになった大崎以北は、飽和状態となっている。

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