北九州モノレールは来年秋に導入するICカードの愛称を『mono SUGOCA』にすることを発表した。公募において、705件中282件も応募があったため採用した。デザインは小倉駅ビルとモノレールをイラストで表現する。
また、筑豊電鉄は全13編成に『nimoca』車載機を搭載、来年3月からサービスを開始する。
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偶然にも重なった北九州民鉄のICカードの話題。筑豊電鉄は3月から開始するが、北九州モノレールは秋からとだいぶずれ込む。
『SUGOCA』より派生した割には、物凄い愛称がついたわけだが。リリースでは、物凄いからつけたのではなく、モノレールのモノ、「も」っと「乗」ろうから取ったことに触れているわけだが、「も」っと「乗」ろうと考えたのは282件のうち何件あるのやら。
モノレールのICカードといえば東京モノレールの『モノレールSuica』、顔の入ったモノレールのイラストは『mono SUGOCA』と同じだが、駅や飛行機は書いてない。『mono SUGOCA』と『SUGOCA』の関係は、この『モノレールSuica』と『Suica』の関係のようになるのではないかと。
『mono SUGOCA』のモノレールと駅のイラスト、どこかで見覚えあるなと思ったら、JR四国の駅イラストに似ているな。『mono SUGOCA』のイラストは車両の方に顔が書いてあるけど。逆にJR四国がICカードを導入したら、エリア毎にその県庁所在地駅のイラストが入るとか。
筑豊電鉄は『nimoca』車載機を車内に取り付けるなどするだけだから、駅ごとに取り付けるのに比べるとかなり楽。駅に取り付けるとなったら、相対式ホームばかりで40以上も機械が必要だからな。取り付ける対象は13編成、そのうち新車の5000系が1編成、3000系が9編成、2000系が3編成。2000系3編成は4年以内に5000系に置き換えられるから、車載機改造は少し勿体ないような気がする。
これで、北九州でICカード非対応なのは、日田彦山線だけ。『SUGOCA』を使って通過することはできるけどね。導入するとしても、石田、志井公園、石原町、香春、伊田、後藤寺といった有人駅だけになりそうだ。
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