このGW、緊急事態宣言が発令されたものの、この1年間の移動自体のエビデンスがないことから、8ヶ月ぶりに旅行することにした。接触する人の数は旅行より普段の方が多いからな。
東京発6時06分ののぞみ121号の自由席1号車に乗車。自由席を選んだのは、会話の発生するグループ客の利用が見込まれないからだ。しかも、のぞみ1号の6分後だから、乗ってくる客は少ないと読んだ。一番前の車両に乗車、車内は10人くらい、名古屋、京都、新大阪と数人の乗降があったが、車内の乗客数は大して変わらなかった。岡山から乗ってきた客が、マスク外して話しだしたので、2号車へ移動、自由席を選んだのはこういう事態を想定したからだ。徳山でさくらを追い抜くといった、臨時同士の待避が見られるのも、この時期独特だ。
小倉駅に着いたのは10時45分、11時05分発のソニックの乗り継ぎの間に昼食のかしわめしを買って、折尾に着くまでの10分の間に食べきる。折尾駅では、3日間乗り放題の旅名人の九州満喫きっぷを購入、駅員さんに券売機での購入を勧められたが、売ってなかった。先代のデザインを踏襲した駅舎やコンコースはほぼ完成していたが、黒崎から直方へ向かう1番線ホームや駅前広場などは工事中だった。広い乗り換えコンコースでは、東筑軒の立ち売りがとりめしを販売していた。元祖テイクアウトだから重要はあると思うのだけど。
折尾からは813系快速、博多をスルーして80分以上かけて久留米へ向かう。久留米からは815系区間快速、大牟田までは、荒木、羽犬塚、筑前船小屋、瀬高に停車するが、大牟田から各駅停車となる。利用率は席の半分くらいが埋まる程度、羽犬塚で2割くらい、大牟田で半分が降りた。久留米を出ると、程なくしてSL人吉とすれ違った。今日から土日のみ鳥栖~熊本間での運転となったSL人吉だけど、夏には豊肥本線で走るのだろうか。
久留米から70分かかって、上熊本で下車。上熊本から乗った熊本電鉄は、元銀座線のくまモン電車、北熊本で元日比谷線03系に乗り継ぐ。近々静鉄1000が譲渡されるようだけど、データイムの4運用だと微妙なところだ。ちなみに旅名人の満喫きっぷは熊本電鉄にも使える。藤崎宮前からはバスで熊本駅へ、駅前の工事は既に終わって、アミュプラザが最近オープンとなった。市電の停留場には長いベンチが整備されていた。8ヶ月前は仮囲いばかりだった。
熊本からは再び鹿児島本線、817系30分ほど乗って新八代で降りた。新八代では肥薩おれんじのくまモン列車を目撃、駅から200メートルは離れている引上げ線へ向かった。新八代からは高速バスのB&Sみやざき、2時間かけて、宮崎へ向かう。高速道路でトンネルや切土が多かったものの、霧島の山々を見ることができた。一昨年の吉都線の駅巡りでも見たけどね。バスは途中、人吉インターに立ち寄る。肥薩線の代行バスの役割だが、インターは駅から離れており、公共交通でのアクセスは悪い。
高速バスは数分遅れで宮崎駅到着、8ヶ月ぶりの宮崎駅は、アミュプラザもオープンして、様子がだいぶ変わっていた。宮崎からは日南線に1時間半乗って、宿のある油津へ向かった。
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