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しーさるの鉄日記

熊本電鉄1000形と熊本市交通局2400形

『みどり』は、鳥栖駅の1番線に14時08分に到着、向かいの2番線に停車中の荒尾行に2分で接続する。他の時間帯も『みどり』から鹿児島線普通への接続がいいと思ったが、『みどり』が到着する1~2分前に荒尾行が発車するダイヤだった。佐賀から久留米方面への需要は少ないのだろうか。昔は佐賀と瀬高を結ぶ路線があったけど。博多方面からは、14時06分に区間快速(福間~二日市間快速)が到着したが、別ホームの4番線到着なので乗り換え客は遅れてきた。江北から鳥栖まではクロスシートの旅だったが、815系なので再びロングシートでの長距離移動となる。鳥栖発14時10分、席は9割埋まり、立ち客もいる利用率だった。久留米で少し入れ替わりがあり、羽犬塚駅で3割降りた。

大牟田の手前の銀水着14時50分、4分接続の八代行へ跨線橋経由の乗り換えとなる。数十人が同じように八代行に乗り換えた。跨線橋から離れた前の車両に乗ったので、銀水では10人ぐらいしかいなかったが、大牟田で大勢乗り込み、立ち客も出てきた。大牟田を出るとすぐに熊本県に、少し山間を走るようになる。玉名で降りる客もいたが、それ以上に乗ってくる客も多く、通路まで立ち客が出るようになった。乗っていた八代行は27分前に玉名始発があるからいいのだけど、次の八代行との間には玉名始発がなく、玉名以南も50分以上開く。但し、その次の銀水発八代行との運転間隔は18分となっており、だいぶ偏っている。玉名以南も降りる客も、乗る客も少なく、混雑はずっと続いた。

銀水から1時間近くかかり、上熊本には15時48分に到着、すぐに15時50分発の熊本電鉄に乗り換える。46分くらいに着く他時間帯より乗り継ぎに余裕がないが、去年同じ時刻にそんなに急がずに成功させている。熊本電鉄は2月に30分間隔を40分間隔に変更する改正を行うが、11時台、14時台を除いて、50分発については変更はない。一方、12時20分発が10分発に繰り上げになったため、09分着の八代行から接続しなくなるなどといったことも起こる。

当初は熊本電鉄には乗る予定ではなかったが、予定が1時間早まったので、元静岡鉄道1000形を撮影するために乗ることにした。熊本でも何度も乗ってる01系で北熊本へ、そしたら藤崎宮前行も、御代志行も1000形に充当されていた。御代志行に充当されていた1009編成は2022年3月から運用されており、去年乗った時に車庫に留置してあるのを確認、藤崎宮前行に充当されていた1012編成は2024年2月から運用っされている。1009編成は静岡鉄道オリジナルの塗色だが、1012編成は静岡鉄道引退直前で午後の紅茶ラッピングだったのが、昔の1011編成のような前面も含めて青帯となっている。1009編成は1979年製造、1012編成は1985年製造と1000形で一番新しいが、東京メトロから譲渡された2形式よりは古い。北熊本からは1012編成に乗車、藤崎宮前駅に16時05分に着いた。

次に熊本市交通局2400形に乗るために、藤崎宮前駅から10数分歩いて水道町停留所向かった。
2400形は2024年11月24日にデビューした3車体連接車で2編成が一気に投入された。9700形、0800形と新潟トランシス製が続いたが、2400形は9200形以来約30年ぶりのアルナ工機製、初めてのリトルダンサーシリーズということになる。車体長は21.5m、2023年にデビューした福井鉄道F2000形「FUKURAM Liner」と変わらない。同じリトルダンサーシリーズでも、15~18mの鹿児島市交通局や筑豊電鉄のよりは大きい。また、リトルダンサーシリーズでないが、約30mの車体長がある宇都宮ライトレールや広島電鉄のGREENMOVERよりは小さい。編成長21.5mは、0800形で18.4mより長く、編成定員は82名(立席52名、座席30名)だったのが112名(立席70名、座席42名)へと増える。立ち席部分の収容力は0800形より35%増、40名前後のボギー車に比べると75%に増えている。ただし、5000形は18.4mにも関わらず、定員130名、立席76名、座席54名と収容力がある。低床式だが、機器の小型化で全席ロングシートが可能となり、収容力を大きくすることができた。なお、2400形2編成代わりに廃車となるのは、製造から70年前後経つ旧型車両でなく、25年しか経ってない9700形2次車2編成、2025年3月までに引退することになる。

2400形は、運用どころが停留所到着予定時刻の毎時の分も固定されている。そのため、他社の新車に比べると、桁違いに捕獲しやすい。藤崎宮前駅から10数分歩いて水道町停留所の近くに着いたのは16時30分、今度の2400形運用は、16時54分の田崎橋行と時間があったので、水前寺方面へ向かった上で、途中で2400形で折り返すことにした。16時36分の0800形運用の健軍町行に乗車、車掌から一日乗車券を購入する。1回乗車で180円に対し、1日乗車券は500円、3回乗ることで元が取れる。

7分乗って、2つ目の交通局前停留所で16時43分に下車、運転士交代で長く停車するから撮影できると思い、交通局前で下車した。交通局前発16時50分、他車両より12席多い2400形だが席は埋まっていた。16時56分、水道町停留所に戻ってきた。同じ56分に水道町に来るはずの2400形の健軍町行は遅延、2400形同士のすれ違いを撮影しようと思ったが、あまりにも遅れたため、隣の通町筋停留所の辺りですれ違っていた。水道町停留所を2400形で出たのは5分遅れの17時01分、17時11分に新水前寺で下車した。

新水前寺からは17時21分の熊本行に乗車、2駅目の平成で下車したあと、10分歩いて湯らっくすという銭湯で一風呂浴びた。平成発18時47分の列車で新水前寺へ、宿泊するホテルは国府停留所と水前寺公園停留所の中間にあるが、市電を待たずに10数分ほど歩くことにした。

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