●岡山→三原
山陽本線の三原方面では朝夕を中心に減便、データイムの一部列車は金光止に短縮変更させる。
まず、岡山発5時15分の糸崎行は34分の三原行に繰り下げ、それに接続していた米子行は倉敷発から岡山発5時25分に延長変更する。次の5時50分の三原行は廃止して、6時02分の福山行は5時55分に繰り上げる。次に岡山発7時13分の三原行を廃止、このことで倉敷以西で37分のタイムラグ、倉敷までも28分のタイムラグが発生し、早い時間の通学に影響が出てくる。岡山発7時13分の三原行の廃止に伴い、7時34分の糸崎行は土休日も運転することなった。福山から先では福山発5時37分の糸崎行を廃止に、福山発6時10分の糸崎行を始発として33分繰上げる。糸崎で快速『通勤ライナー』に乗り継ぐことで広島着7時19分となっていたのも8時02分に繰り下がる。但し、三原で新幹線に乗り継げば、広島には7時10分に到着する。
9時31分の三原行は金光止に短縮変更、笠岡、福山方面は40分以上のタイムラグが発生する。11時台は29分の三原行を金光止に短縮変更、さらに47分の福山行を廃止する。このことで金光から先へ行く列車は11時10分から12時08分まで開くことになる、この区間の普通が1時間開くのは、自分が時刻表で把握できる1964年以降は見たことがない。データイムのサンライナーが廃止となる2009年以前は、11時台に快速2本、普通4本運転されていたことを考えると信じられないダイヤだ。12時30分の三原行も33分に繰り下げて金光止に短縮変更する。このことで金光から先は48分開くようになる。14時09分発も金光止に短縮変更、金光から先は43分開くようになる。
15時代後半から19時過ぎまでは、先日のブログで触れたとおり、快速サンライナーを毎時2本計8本間引きしている。16時34分の糸崎行は廃止に、16時17分発を25分発に繰り下げ、7、17、13となっていた運転間隔を15、22とする。16時台の倉敷以西は快速2本、普通4本だったのを普通3本に減らす。一方、岡山発15時36分の三原行は土日運休だったのが、毎日運転となっている。17時代、18時代は大きな変更はないが、17時52分の糸崎行、18時52分の三原行を55分に繰り下げて、47分着の下り『のぞみ』からの乗換に余裕を持たせる。福山から先では福山発15時11分の糸崎行を廃止する。このことで14時58分から15時32分まで30分ほど開く。15時03分の下り『のぞみ』で着いた尾道への観光客は、福山で30分近く待たされる。だからといって、15時27分着の『さくら』だと乗り換え時間5分と余裕がない。
夜間は21時17分の糸崎行を廃止する。20時35、51、21時17、43、22時07と16~26分間隔になっていたダイヤは20時37、00、29、22時07と最大38分開くことになる。20時51分発は21時発になったため、47分着の下り『のぞみ』から接続するようになった。福山から先では福山発20時49分の糸崎行を廃止する。20時44分発、21時00分発があるから1本減らしたところで支障は少ない。
23時37分の備中高梁行最終は廃止にして、23時09分の福山行を備中高梁行最終に変更する。いわば、備中高梁へは最終繰上げで、福山行が廃止したことになる。このことで倉敷から先へは22時52分から23時33分まで40分以上開くことになる。
●三原→岡山
まず、糸崎発4時39分を廃止とする。このことで糸崎から福山までの始発列車は25分繰り上がり、福山から先も40分以上のタイムラグが発生する。福山以西からは6時18分の『のぞみ』も乗り継ぐことができなくなり、新大阪、東京への到着は20分繰り下がる。また、糸崎発5時56分を廃止とする。このことで糸崎発5時40分から6時17分まで37分のタイムラグが発生、福山始発が加わり25分のタイムラグとなるが、糸崎発5時40分は笠岡で7分停車するなど時間調整をしているので岡山着は13分差となる。なお、改正前は里庄で時間調整していたから、笠岡発は7分繰り下げとなる。
糸崎7時57分瀬戸行も岡山まで廃止に、代わりに8時12分の福山行を7時59分に繰り上げ、福塩線からの直通から接続させる。福塩線からの直通は先行との間隔が26分前後となるが、倉敷で『やくも』を待避するので、その先の間隔は35分に拡がる。岡山着10時前なので、平日はともかく、土休日は混雑が予想される。府中発の2本後の三原発8時29分(糸崎発8時42分)も廃止に、それに伴うタイムラグは23分程度なので、他時間帯に比べれば短い方だ。
午後時間帯は三原発14時44分は、土日だけ運休だったのを平日も含めて運転を取りやめる。代わりに糸崎発14時39分の福山行を三原発14時34分の長船行に延長変更してフォローする。糸崎場面での先行の福山行との間隔は10分ほど、福山から先は5~7分前を先行列車が走っていたから利用率が良くなかったのだろう。ただ、呉線で14時41分に三原に着いた場合3分で接続していたのが、15時13分まで待たされることになった。後続の糸崎始発を三原まで延ばしてもよかったのではないかと思う。夕方は、福山発16時33分が廃止に、このことで16時17分から42分まで25分のタイムラグが発生する。16時42分発は倉敷で『やくも』に抜かれ、先行の新見発とは28分のタイムラグになる。
夜間は、糸崎発20時12分の岡山行を新設、三原発20時05分の福山行を糸崎行に短縮変更して、接続させる。このことで、岡山行が糸崎発19時39分から20時39分までないのを解消する。福山から先は福塩線の直通が入るけど、福山行からは接続しないからな。
三原発9時11分、11時14分、14時15分の岡山方面列車は、金光発10時11分、12時15分、15時15分の岡山行に短縮変更する。また、福山発12時49分の岡山行も金光発13時16分に短縮変更する。このことで福山発は11時台から14時台まで毎時2本となり、30分以上開く時間帯も増える。糸崎発も3本の間引きで40分前後のタイムラグが増えている。14時台の三原発は15分の播州赤穂行、44分の長船行があったが、15分の短縮変更、44分も廃止となったため、34分発の長船行だけになった。
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