しーさるの鉄日記

大阪地下鉄3/16ダイヤ改正


大阪市営地下鉄では3/16に長堀鶴見緑地線と中央線でダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。

★鶴見緑地線
●平日朝ラッシュ時において、3分~3分30秒間隔で運行する時間帯を30分前後拡大させる。
●平日夕ラッシュ時において、3分30秒~4分30秒間隔で運行する時間帯を30分以上拡大させる。

●データイムにおいて、運転間隔を現行の7分間隔から6分40秒間隔に短縮させる。
●22時台の門真南行を現行の10分間隔から7分30秒間隔に短縮させる。

●門真南発大正行の初発を、現行の5時12分から5時01分に繰り上げる。

★中央線
●コスモスクエア発24時09分の森ノ宮行、24時17分の森ノ宮行を新設して、終電を繰り下げる。

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大阪メトロでは、先月の堺筋線に続いて、鶴見緑地線、中央線でも改正を行なうことになった。改正日はおおさか東線開業と同じ3月16日だが、改正内容にはその影響は見られない。

鶴見緑地線では6年前の改正以上に列車が増発されることになった。大阪メトロ独特の表現で、増発本数はわかりにくいが、平日朝ラッシュ時は4往復、データイムは3往復、平日夕ラッシュ時は4往復、22時台は2本増発していると思われる。

鶴見緑地線は、2017年度の経常収支が35億の赤字と今里筋線に次いで業績が悪い。だが、輸送人員は10年前に比べて24%も増加している。心斎橋やOBPを経由していることから通勤客が増えているのだろうか。沿線には京セラドームもあり、阪神なんば線が開業したのにも関わらず利用者は多い。2013年にはドーム近くに大型ショッピングモールがオープンしているので、非定期客がさらに増えていると思われる。

データイムの運転間隔は7分から6分40秒となり、毎時の発車時刻が揃うことになる。でも、大阪の地下鉄は7分30秒間隔が多いから、接続時間が一定となるのは長堀橋接続の土休日の堺筋線だけだ。増発といっても、運転間隔が20秒しか短縮されないので、140分の間に20本あった列車が21本になる程度だ。現行ダイヤだと70分サイクルで10本動かしている。片道30分の長堀鶴見緑地線では66分40秒サイクルだと厳しいので、運用を1本増やして73分20秒サイクルにする可能性もある。

門真南発の初電車は11分繰上げ、心斎橋発5時33分の御堂筋線に乗り継ぐことで、新大阪発5時45分に到着するようになり、6時丁度の新幹線の乗換に余裕が出てくる。まぁ、現行ダイヤでも京橋からJRに乗れば、大阪10分乗換でも新大阪には5時49分に着くことができるからな。大阪市内からのきっぷを使えば、地下鉄を新大阪まで乗った場合より90円安いし。

中央線は深夜時間帯に2本新設することに。このことで終電を20分繰り下げる。ニュートラムの中ふ頭止をコスモスクエアまで延長変更して、この終電に接続させても良さそうだけど需要がないか。中ふ頭着0時01分だったら、コスモスクエアまで走れば間に合うけど。終電の繰下げで、リリースにある御堂筋線南行以外に、御堂筋線北行、堺筋本町での堺筋線北行、弁天町での大阪環状線内回りから接続を受けるようになるが、最終関空快速からはギリギリで接続を受けない。

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