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しーさるの鉄日記

JR北海道、道南いさりび鉄道2022年3月ダイヤ改正

JR北海道の2022年3月ダイヤ改正、道南地方の普通列車の改正概要は以下の通り。

●函館発12時35分の森行を、森発13時50分の長万部行と一本化させる。

●函館本線の池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅、石谷駅、本石倉駅を廃駅にする。

●函館発16時14分の七飯行を土休日運休とする。

●いさりび鉄道において、函館発21時21分の上磯行を新設する。その代わりに、函館発22時50分の上磯行の運転を取り止め、上磯までの最終を50分繰り上げる。上りも上磯発23時25分の函館行を21時57分に繰り上げる。木古内発20時44分の最終函館行は20時55分に繰り下げる。


函館発8時17分の駒ケ岳経由長万部行は大沼での停車時間拡大でで5分繰り下げ、姫川信号場で8分の交換待ちを行うようになったので、森着は9時51分から10時06分に繰り下がった。森発は10時05分から10時15分に繰り下げ、長万部着も11時16分から11時24分に繰り下げとなる。

函館発10時55分の駒ケ岳経由森行を10分繰り下げる。仁山や駒ケ岳での交換待ち停車はなくなるが、赤井川での停車時間は5分だったのが7分になる。なお、この普通は朝一の『はやぶさ』から接続するが、接続時間が少し長くなる。

函館発12時31分の駒ケ岳経由森行については、12時35分発に繰り下げたうえで森発長万部行と一本化させる。改正前の函館発12時31分は、姫川信号場で北斗10号と交換するために14分も停車していたが、今回の改正で北斗10号が時刻を繰り下げ、森から先の複線区間ですれ違うようになった。そのため、交換待ちがなくなり、森~長万部間列車と一本化するようになった。長距離の普通列車の接続が良くなるのは、18きっぱーにとっては吉報ではないかと。

函館発14時32分の砂原経由長万部行は、14時21分に繰り上げる。大沼では6分停車で7分繰り上げに、銚子口の4分停車は駅ごとなくなるので、鹿部では再び11分繰り上げに戻る。掛澗での停車時間を12分から18分に拡大し5分繰り上げに、さらに森での停車時間を7分から20分に拡大するため、森発は16時39分から16時47分に8分繰り下がる。その先は停車時間を見直して、長万部着は17時52分から17時57分に繰り下げに、所要時間は16分増える。

函館発17時35分の駒ケ岳経由長万部行は、森発を18時59分から19時00分に繰り下げたが、駅廃止で石倉着は19時14分から19時11分に繰り上げ、その先は停車時間に余裕を持たせて、長万部着1分だけ繰り上げになっている。函館発18時55分は『北斗』の時刻繰り下げで、大沼発を10分繰上げる。但し、渡島砂原で6分停車するなどして、森着は改正前より1分繰下げとなる。それに接続する長万部行最終は森発を2分、長万部着を7分繰り下げる。

函館発20時16分の砂原経由森行は、まず七飯での3分停車が消滅、代わりに仁山で8分、大沼で3分停車するようになった。大沼停車分は廃駅通過で帳消しに、鹿部での4分停車もなくしたため、鹿部発21時30分は変わらない。渡島沼尻での停車時間を4分から3分にして、森まで1分繰り上げとなる。函館発22時27分の森行は22時22分に繰り上げ、終点の森まで5~6分繰り上げる。、

一方、上りを見ると、長万部発6時28分の駒ケ岳経由は、大沼での停車時間を延ばして、5分繰り下げる。このことで新幹線への接続時間が13分から8分に縮小する。長万部発8時32分は駒ケ岳での15分停車を、赤井川での9分停車に変更、赤井川から新函館北斗までは4分繰り上げている。

森発11時46分は11時54分に繰り下げる。仁山で4分停車して、新函館北斗着は12時30分から12時42分に繰下げ、新幹線への18分だったのを6分に縮小する。新函館北斗での11分停車がなくなるので、その先は2分繰下げとなる。森発13時56分は14時06分に繰り下げる。駒ケ岳、赤井川での停車時間を見直し、その先のダイヤは改正前と変わらない。

長万部発13時21分の駒ケ岳経由は、13時37分に繰り下げる。八雲での停車時間を見直し、その先8分繰り下げ、森着は6分繰り下げの14時46分となる。森での停車時間は2分だったのを7分に拡大するので、11分繰り下げに、新函館北斗着は8分繰り下げの16時06分となる。このことで、16時20分の新幹線への接続時間を縮小する。新函館北斗での10分停車をやめるので、その先のスジは1分繰り下がるだけだ。

長万部発16時15分の砂原経由は3分だけ繰り下げの16時18分とする。この列車は先述の2本と違い、八雲で12分停車するように、森着も17時28分だったのが17時38分となる。森発は改正前と同じ17時45分、廃駅で大沼着は2分繰り上げだが、函館着は改正前と同じ19時20分となる。

長万部発18時15分の駒ケ岳経由は、18時40分に繰り下げて、18時32分着の山線から接続させる。八雲での9分停車を見直し、その先は13分繰り下げ、後述の廃駅で森着は8分繰り下げの19時47分着となる。姫川信号場での交換を森にしたため、森発は14分繰り下げの20時11分に、駒ヶ岳から先では5~7分の繰り下げで、函館着は21時20分だったのが21時26分となる。

長万部発21時16分の最終森行は21時09分に繰り上げ、廃止駅通過や停車時間見直しで、森着22時30分は22時17分になる。

『北斗』の時刻繰り下げの兼ね合いで、苫小牧発10時21分の東室蘭行は10時04分に繰り上げる。また、苫小牧発17時35分の東室蘭行は、17時47分に繰下げ『北斗20号』から4分で接続させる。

函館本線では、池田園駅、流山温泉駅、銚子口駅、石谷駅、本石倉駅の5駅を廃駅にする。5年前に、東山、姫川、桂川、北豊津、蕨岱が廃止なって以来の道南地区での廃駅だ。

このうち、東山、姫川は、藤城支線の連続する駅だったので、駒ケ岳~森までの駅はなくなり、同区間の駅間距離は13.0キロと長万部までで最長となった。今回の廃駅は、池田園、流山温泉、銚子口が3連続、石谷、本石倉が2連続となっている。

池田園、流山温泉、銚子口は、5年前の藤城支線と別ルートの砂原支線での廃駅となる。駒ケ岳の山から見ると、5年前は西側2駅が廃止になり、今回は南側3駅が全滅、大沼から海に出る鹿部まで駅がなくなった。大沼から鹿部までの駅間距離は14.6キロで砂原支線の4割を占める。駒ケ岳~森間の13.0キロを上回り、長万部以南では一番長い駅間になる。

いさりび鉄道では夜間時間帯を中心に見直しを行なう。

まず、上りを見る。朝時間帯に変化があったのは、函館発9時02分が8時55分に繰上げるだけだ。さらに、上磯での停車時間を見直し9時29分発から17分発に繰り上げるが、矢不来信号場で貨物との交換のために5分停車するので、その先は6分繰上げとなる。データイムは最大3分程度の変更になっている。

夕方はまず、17時21分発の上磯行を17時14分に繰上げ、七重浜での停車時間を見直し、3分の時間短縮を図る。時間を繰り上げることで五稜郭での『北斗』からの接続時間は20分から11分に短縮する。19時11分発の上磯行は8分繰下げの函館発19時19分とし、五稜郭で『北斗』から新たに接続することで、接続時間を26分から6分に短縮する。函館発20時21分の上磯行は20時33分に繰り下げる。『北斗』の五稜郭着が20時22分から20時34分に繰り下がるからだ。

夜間は、函館発21時21分の上磯行を新設して、19時43分発以降の運転間隔を39~50分に短縮させる。この列車は長万部発18時40分の普通から五稜郭で接続する。この列車の設定に伴い、函館発22時50分の上磯行の運転を取り止める。函館発21時52分の木古内行最終を22時00分に繰り下げるが、上磯まで最終は50分繰り上がる。最終が繰り上がるのは仕方ないとして、木古内行最終が3分のタッチ差ではこだてライナーから接続しないのは改善してほしいところだ。これを接続させれば、上磯への最終に接続する新幹線が、東京発15時20分から東京発17時20分と2時間も繰り下がる。そうすれば、東京発16時くらいが最終となる空路にも対抗ができる。札幌方面からの接続も札幌発18時46分から16時51分と2時間ほど繰り上がり、16時23分の空路と変わらなくなる。

下りについては、まず木古内発9時05分を9時13分に繰下げる。泉沢と上磯での停車時間を見直すので、上磯から先は改正前と変わらない。上磯発10時57分も11時03分に繰下げる。木古内発19時00分は19時15分に繰り下げる。このことで、五稜郭発20時16分のはこだてライナーへの接続時間が、21分から5分に短縮される。その次の木古内発20時44分最終は20時55分に繰り下げる。久根別での停車時間を見直し、3分短縮する。上磯発最終は上りの繰上げの伴い、23時25分だったのを21時57分と1時間30分近く繰り上げる。木古内発最終の20分続行だから、どっちみち空気輸送だ。あと20分繰下げて、木古内始発とすれば、下り新幹線から接続する。

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