しーさるの鉄日記

品川~田町間工事による暫定ダイヤ


昨日、京浜東北、山手線で行われた田町~品川間でのルート変更工事、それに伴い以下のような運行計画となった。

★始発~16時まで
京浜東北線では品川~田町間を運休し、快速運転も取りやめる。15時~15時20分では運休区間を品川~東十条に拡大する。山手線では大崎~品川~東京~上野間を運休して、上野~池袋~新宿~大崎間での運転を行う。

★16時~終電まで
京浜東北線では引き続き品川~田町間を運休、運転本数を半減させ、運転間隔を10分とする。山手線では運転を再開、18時までは通常の7割での運転だが、18時以降は通常通りのダイヤに戻す。

★上野東京ライン
●臨時列車(上野~品川間)
上野発
11時34分、12時05分、13時24分、13時35分、14時15分

品川発5時20分、5時49分、10時25分、11時06分、12時25分、12時38分
データイムはそれ以外に毎時2本

●臨時列車(常磐線~品川間)
下り6時台:松戸行、取手行1本ずつ、10時台松戸行、11時台品川行、16時台松戸行

●始発駅、終着駅変更
東京発5時46分沼津行→上野発5時40分 東京発6時07分熱海行→上野発6時00分 東京発6時18分熱海行→上野発6時11分
東京発6時30分小金井行→品川発6時17分 東京発6時51分宇都宮行→品川発6時41分
古河発12時00分上野行→品川行


★りんかん線
●臨時列車
(新木場・東京テレポート~大崎間)
東京テレポート発4時18分、36分、55分、5時07分、32分
大崎発4時35分、5時02分東京テレポート行、5時14分、26分、49分新木場行

(新木場~赤羽間)
10時台~15時台まで毎時2本、新木場発15時23分と16時20分は池袋行

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京浜東北北行の始発は蒲田発4時22分の品川行、それと同時間帯に大井町発4時27分のりんかい線臨時列車を運転、大崎発4時46分の新宿方面山手線に接続させる。早朝時間帯の接続はあまり良くなく、りんかい線が到着する寸前に新宿方面が発車する。利用客が少ないから仕方ないけど。

大崎での山手線東京方面は4時30分、45分があるが、それらは運休、58分に池袋からの大崎行が到着となっている。りんかい線の臨時の始発は4時35分、大井町で4時55分の京浜東北南行始発に接続させる。池袋方面からは大崎での接続時間が4分、大井町での接続時間が5分と接続がいいので、普段の乗り継ぎと変わらない。ただ、それは時刻表上での話で、信号確認の影響で、実際の南行始発は5時10分くらいになった。

京浜東北の品川以北は運休なので、その代わりを走らせることになる。公式で発表されていた始発は品川発5時20分となっているが、JRアプリの在線情報によると品川発4時40分くらいのが上野行が運転されたとのこと、上野発4時54分の山手線には乗れないが、5時09分の京浜東北線や5時10分の山手線に乗り継げる。
上野側からも、公式HPで明らかにされてなかった臨時電車が5本運転された。(4時38分、4時52分、5時03分、5時21分、5時30分)上野発4時38分は33分の大船行の代わりだが、品川ではタッチ差でその大船行に接続しない。4時52分も同様だ。これらの電車には常磐線用のE231が充当、早朝の運用を終えると、6時台上野東京ラインとして、品川から松戸や取手へ送り込まれる。

7時くらいになると山手線、京浜東北線ともに本数が増えてくる。時刻表は貼り出されてないものの、山手線については、電光掲示板の『約1分後』『約7分後』の表示、アプリの在線状況から6分間隔であることが判明した。京浜東北線の品川以南はネットの情報から6分ヘッドと判明、田町以北は5分間隔で走らせていたが、タイトな折り返しのせいか、田町を先頭に渋滞する事態に陥った。そのため、昼間には間引きをするようになり、南浦和以南で10分ブランクになるところも出てきた。その結果、上野~田町間では上野東京ラインへの誘導もうまくいかず、ブランクの空いた京浜東北線はラッシュのような混雑となった。

渋滞については山手線も同様で、自分が7時過ぎに乗った電車は、鶯谷を出たところで数分間の時間調整を行った。上野での折り返しは、日暮里からの電車と電留線からの電車が同時に入線、日暮里への電車と電留線への電車が同時に発車、山手線の電車が同一方向に動いていることで、SNSで話題になっていたけど、運転間隔調整のために故意に行っていたのかと。9時くらいになると、減便の影響で山手線の西半分、特に池袋→新宿間はラッシュ並みに混雑、乗降時間がかかるようになり、等間隔は維持できなくなった。

上野~品川間のシャトルは、JR東日本の公式HPで判明していた上記の列車の他に、以下の時刻の電車が運転された。これらの時刻はSNSで上野、品川の電光案内掲示板を基にしたものだから、全列車は網羅できない。常磐線のE231が2本動いていたことから、毎時2本設定されていると思うのだけど。10~11時台に品川~松戸間の臨時があることから、同時間帯は毎時1本の運転になっている。

上野発 521 530 555 620 827 943 1018 1104 1205 
1316 1347 1404 1424 1504 1524 1605 1617

品川発 459 511 534 555 651 731 808 910 1025 1125
1238 1247 1325 1338 1425 1505 1534 1555

なお、公式HPで判明していた列車には、E231+E233、E531といった車両が充当されていた。グリーン車の利用客はいたのだろうか。

りんかい線の臨時は、早朝は線内運転だけだったが、データイムは埼京線の赤羽まで乗り入れるようになる。新木場行は大崎発38分前後の快速の5分前と10分くらい後に設定、赤羽行は新木場発12分前後と53分前後の快速の4分後を追うようなダイヤになっている。時刻はりんかい線区間しか明らかにされてないが、大崎着11時38分の列車が赤羽着12時08分と定期快速より5分余計にかかっている。籠原行と間隔を調整し、新宿で定期各停に道を譲っているからだろう。臨時列車でも席が半分埋まるくらいの需要はあった。これは、今回の運休関係なく、新宿~赤羽間の需要なのだろう。

ちなみに、自分のこの日の行動は、朝に山手線に乗って上野折り返しを観察した後出社、昼前に退社して赤羽で埼京線臨時を見た後、上野行から化けた品川行を見送り。上野で上野~品川間シャトルを見て、上野発13時35分のE231+E233臨時で新橋へ。新橋での昼食のあと、メトロで新宿へ行って土木コレクションの見学。中央線の209系1000番台で中野に行った後、東京からE531の定期上野東京ラインで品川へ向かった。

品川に着いたのは16時、これはもしやと思い、改札を出入りし、山手線コンコースに向かったら人の群れ。この群れについていったら、そのまま山手線内回りの初列車、つまり高輪ゲートウェイを初めて通過する列車に乗ることができた。危うく積み残されかけたけど。

混雑が嫌だったので、田町で数分待って山手線を一本落として東京へ。東京発16時36分の臨時松戸行で帰宅することにした。

山手線の工事は終わったものの、京浜東北線は終日田町~品川間で運休、田町での折り返しは山手線の列車と干渉するため、ダイヤの乱れは続いた。

山手線が、大正14年に環状運転を始めて94年、今回が初めて途切れての運転となった。さらに京浜東北線も田町~品川間で途切れたが、21世紀になって開業した路線のフォローもあって、混乱は生じなかった。ただ一番の問題点は、乗り換えアプリがこの運休区間を避けるようなルートを自動的に検索しなかったことかと。臨時列車は一部しかフォローしなかったし。


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