1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

吸い上げ効果

2006年01月06日 | 気象

1Pa(パスカル)は、1m^2に1N(ニュートン)の力がかかるということ。

1N = 1kg*m*s^(-2)

1Pa=0.01hPa

台風接近時の海水面吸い上げ効果 = 気圧差 / (海水密度*重力加速度)

海水密度を1.02*10^3kg*m^(-3)、重力加速度を9.8m*s^(-2)とすると、1013hPaのところに中心気圧955hPaの台風が来たときには

5800Pa / (1.02*10^3kg*m^(-3)*9.8m*s^(-2))

=5800kg*m*s^(-2)*m^(-2)/(1.02*10^3kg*m^(-3)*9.8m*s^(-2))

=5800kg*s^(-2)*m^(-1)/(1.02*10^3kg*m^(-1)*9.8*s^(-2))

=5800/9996m

=58.02cm

 聞いて驚くな、これだけ書くのに1時間かかった。海水密度なんかだいたい1立方メートルあたり1tでよくて、重力加速度もだいたい10m/s^2でも大した影響はないが、それ以前に、理屈はともかく「1hPaにつき1cm上がると覚えとけ」という話なんである。そもそも「ニュートン」の概念がさっぱり分からないのだから、理解が及ぼうはずもないんである。その上、なぜ気圧差を密度×重力加速度で割るのかも分からない。みんな分かってるの?

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