1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

大和ミュージアム

2005年12月31日 | ブログ

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 広島県呉市の大和ミュージアムに行ってきた。展示物の緩急が極まっている。「展示室A」。数々の悲しい物語。終わって「大和ひろば」は、10分の1スケールの模型。戦艦大和の歴史的背景などは全部取っ払い、純粋に模型馬鹿を賞賛するコーナーだ。次の「展示室B」には、人間魚雷「回天」や零戦が。重い。そして「展示室C」は、主に子供向けと見受けられる体験コーナーが充実。滑車で自分を持ち上げる装置とか、一人乗りホバークラフトとか、操船シミュレータとか、いろいろとあって、ジャイロ体験がなんか面白かった。縦方向に回転させた重さ3kgのコマを持って椅子に座るんだけど、回っているコマを傾けると自分も椅子の上で回転していくやつ。

 ものすごく面白かったですねえ。最初の写真は、10分の1大和。二番目の写真は、「展示室B」を取り囲む階段。あの写真の箇所が吊り上がるようになってましてね。三番目の写真が、そこを外から見たところ。巨大展示物の搬入口なんだなあ。当たり前だけど、行き当たりばったりで建てているんじゃないんだ。展示物の大きさまでもがきっちり決まってから設計を始める大仕事ですね。作り上げるものが巨大というだけで、後戻りのできなさという重圧が加わって大変な難事業になってくるんだろうなあ、と感心することしきり。戦艦も建物も。そうすると、耐震強度偽装建築物での恐ろしい思い切りは、善人ならば耐え切れないほどのプレッシャーなのではないかと思いますが、社長も建築士もよく耐えてる。

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