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運動不足は健康の大敵

仮面ライダーと私

2020年08月15日 | テレビ番組
 一昨年の「仮面ライダービルド」を途中から見ていた。幼児が見たがるもので。一昨年の秋からのシリーズ「仮面ライダージオウ」は、前半を主に見たので、だいたいの設定はわかるつもりだ。ただ、時間をさかのぼって過去のライダー(「平成ライダー」と呼ばれる)が多々登場するのは知らない。悪の温床AmazonPrimeビデオで幼児が勝手前手に見る都合で、何とはなしに「電王」「エグゼイド」とかがわかるようになり、名前くらいなら「ダブル」「フォーゼ」「ドライブ」「ウィザード」「オーズ」、おぼろげながら「クウガ」「カブト」「鎧武」とか。「ジオウ」で総ざらえしたこと、ゲームコーナーで遊ぶとカードが出てくるやつを週一回程度やっていた時期があって、カードで見たことのあるやつがいくらか。

 映画館には、ビルド後半以降、3本かそこらの映画を見に行った。「ジオウ」が平成の総まとめで、ずっと「平成ライダー20周年」「平成20作品」みたいな記念行事的な感じだった。改めて見たら、2000年1月27日放送開始の「クウガ」が筆頭で、その放送日前日に行方不明になった少年を軸にしたのがジオウの映画の一本だった(「平成ジェネレーション」。これが最近AmazonPrimeビデオで見られるようになっていて、お、これは木梨憲武の出るやつだったか、と思って最後まで見ちゃったけど違ってて、あれは「OVER QUARTZER」のほうだったという失敗)。盛んに20周年というけど31年経ってるよなあ、と違和感を持ち続け、Wikipediaを見たら、昭和から平成をまたいだのを最後に十年くらい空白があって、久しぶりに始まったのが「クウガ」だったのだそうだ。今週知った。その今さら感にびっくりしたんだ。それで20個目が「ジオウ」なのかな。そんな感じ。

 そして昨秋から令和初の「仮面ライダーゼロワン」が始まって、そろそろ終わるみたい。最初は見たけど、日曜朝9時は貴重な芝管理や木工の時間となっていて、あんまり話が追えていない。巨大電子産業会社の御曹司が、お笑い芸人を目指していた(人々を笑顔にしたいという理由)のが、急に社長の座に就かされた。それから、自社開発のAIを組み込んだいろんな人型ロボットが出てきて、ライバル会社と木造建築対決をする大工ロボットの回を見たな。テレビ欄を見て仰天したのが「大和田伸也VS.殺人ロボ」で、うっかり惹きつけられた。俳優ロボットと共演する大和田伸也が撃たれる話だったかな…。本筋では並行して違う話が進んでいるみたいだけど、もう終わるようで次の番組のアナウンスが出てる。

 劇場版仮面ライダージオウ「OVER QUARTZER」。”選ばれなかったライダー”木梨憲武が、端役なのに抜群の存在感を誇っている。機会があったらぜひ見てね。急に見ても何の話かさっぱりわからないと思うけど、別にストーリーを理解する必要はないでしょう。仮面ライダーになれなかった男の誇らしげな晴れ舞台が泣き所かなあ。映画公開初日に当人のブログで嬉しそうに出演報告。それまで黙っていないといけなくて、言いたくてしょうがなかったんだろうなあ。そういう、大の大人が心底喜ぶ様子に胸が打たれるのです。
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