1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

プロに学ぶ最新のボウリング理論

2006年07月18日 | スポーツ

 ボウリングのルールから考察できる部分がある。ルールで制限されていることは何かを考えると、ボウリングのゲームにおいて有利に働く要素は何か、ということがおのずと浮かび上がってくる。「ファールラインを超えて投げてはならない」というルールでレーン長を制限しているが、近くから投げたら狙いやすいのは当たり前で、何もこれはことさらに意識することはない。問題は、ボールの重さについて上限が16ポンドと定められているところにある。

 上限だけで下限が定められていないのは、重いほど有利だからだ。というのも、ボールにエネルギーが与えられるのは、腕力よりも振り子運動によるところが大きい。その線速度が重さを超えて減じられることはないと思ってよく、よっぽど力で投げる人でない限りは、重い球にほど多くのエネルギーを持たせられる。要するにピンの持つエネルギーに打ち勝つゲームなのだから、より遠くへピンを弾き飛ばせるほうが有利に決まっている。

 プロは、より高い可能性で倒れやすい場所をよく知っていて、そのようにいつも同じところに投げられる点が優れているだけで、偶然に頼る点は我々と変わりがない。そして12ゲームの連投にも耐えられるように、より疲れない投げ方を追求するのがプロでもあるが、我々には疲れない必要がない。だから、とにかくそこにある一番重い球を思い切り投げることが重要なのだ。どうせ左右にずれるのだから真ん中に。

 そんで125-88-120-134って何よ。もうボウリングやめた

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