早稲田大学受験と新入生の思い出

早稲田大学の入学試験もそろそろ終わりに近くなってきました。

例年通り早稲田大学への入学試験の頃はとても大学まわりは静かです。

受験会場入口となる早稲田大学の正門の前では朝、各進学塾の先生やチューターと

呼ばれる大学生のアルバイトの方達が旗を振って応援してます。

夕方になれば受験を終えた方達でバス、都電はパニックにもなります。

初々しいお顔の彼らがこの早稲田に入学してくるのはもう少し後です。

そう。私も既に『こだわり商店』として３年４ヶ月になりました。

父の経営していた「稲毛屋」で店長をしていた月日を合わせると既に

１３年程にもなります。その間、ほとんど毎年商店主として

新入生を迎える事が出来ました。ありがたい事です。

毎年新入生をお迎えすると商店主にしか知らない事も多々あります。

早稲田の町は山手線の円内とあって家賃も結構高めです。

なので地元の不動産の店主の方に聞くと

『親御さんも家賃とか大変なので男の子は少し離れた所で安い物件に、

逆に女の子の場合は防犯の意味から大学から近い早稲田に住む。』

と聞きました。最近では関東周辺の場合は電車で通う方も多いそうです。

そういった理由から当店に来る大学生は女性のほうが過去も現在も多いです。

とっても初々しい新入生が４月から多くご来店下さいます。

入学する直前、引越ししたばかりでお母さんと一緒に買い物に来られたりします。

その初々しさが可愛くて可愛くて毎年私は「恋」をしてます(笑)

そして１ヶ月経ちゴールデンウィーク頃を過ぎると

いつの間にか「彼氏」とご来店される事が多いです。

その彼氏もあれ？またあれ？と変わって行き

そして夏休みになると彼氏とパジャマなのかジャージなのか分かりませんが

一緒に買い物に来られます。そうやって大人の階段を登って行くのです。

ちなみに、こんなに観察して『いやらしい』と思う方も多いと思いますが

実際、前のスーパーの時に働いていたバイトの子だとかの話です。

今でも久々に会うと盛り上がります(笑)

お母さんやご家族が夏休みに東京に来るとなった時の

慌しさと言ったらそれはそれは大変な物でした。

まあ、商店主と言う人間はその町の移り変わりをずっと見ていきます。

大学街は４年で人もガラリと変わります。

ご来店される方が卒業のときに袴姿を見せに来てくれて

『お世話になりました』の一言を聞く事も多いです。

そういう時はとても寂しいですがしばらくした時に顔を見に来てもくれます。

多くのお客様と信頼しあえる関係を結べる店を目指したいものです。

大学受験を見てふと思ったので書いちゃいました。

当店の商品は一部こちらから購入する事が出来ます。
http://bit.ly/gKTGIm

その他の品の場合は当店までお電話下さい。