こだわり商店 店長ブログ

店長が食べて美味しいな。好きだなーって思った食材を集めたお店です。

西早稲田中学校の職場体験

2012-07-26 | 今日のお客様
今週の月曜日から水曜日まで

地元の西早稲田中学校(元・戸塚第一中学校)の2年男子2名が

当店で職場体験をしてくれました♪

まずは品出し、値付け、袋詰め、キャベツやレタスのラップ、レジまで

色々とやって頂きましたー!

そして最終日の3日目には毎年恒例の『かき氷』の販売です!

彼らは昨年の43個の数を上回る数を販売すると決意し試行錯誤して

販売してくれました。



暑い中、汗びっしょりかいて販売してくれました。

一人は恥ずかしくても看板を持って、あっちやこっちや走り回って

『カキ氷いかがですか?いかがですか??』って営業して

もう一人はきっちりとカキ氷を作ってお客様にご提供してました。

二人のチームワークが目標を大きく上回りお陰様で

56個ものカキ氷を販売する事が出来ました。

50個越えたら好きな商品あげると約束したので

おーいお茶をプレゼントしました。(まあ給料代わりですねww)




数年前から地元の小学校や中学校の職場体験がスタートし

地元の商店街の店舗や大学などが協力させて頂いてます。

当店は3年前から職場体験を受け入れさせて頂いております。

以前のスーパーの時を含めると10年近くになると思います。

地元の小中学校と商店街が相互協力することの大事さは

やってみて初めて知る事が出来ます。

そりゃ、正直いつもいるアルバイトさんパートさんに仕事を教えるのとは

訳が違い、面倒で仕方が無い事です。

でも、やってみると分かるのですが生徒さんが社会勉強になる事とは別に

店側は一石二鳥どころか三鳥な取り組みになるんです。

1つ目は『子供を商売のダシに使うな!』って怒られる事も承知で

「小学生、中学生が販売しにくるから買ってください。」と広告します。

年配のお客様たちは率先して買い物に来て下さいます。

この職場体験の時の当店の売上は上がります(ホントです。)

2つ目にご両親がお買い物に来てくださる事が多くなります。

子供が世話になった店。尚且つ私は生徒達が気に入るような当店にしか無い

商品を試食して貰ったりして、味を覚えてもらいます。

そうすると、何かのタイミングでご両親を連れて買い物に来て下さるのです。

そして3つ目。それは防犯面です。

「ピーポ君の家」って良くありますが、正直書いてあってもそこまでの効果を

感じる事が私にはありません。

この職場体験を通して生徒達が当店の『私』という存在を身近に感じて貰えます。

実際、前のスーパーの時に当店で職場体験をした小学校の女の子が

変な男の人に追い掛けられているから助けて欲しいと私の所に逃げてきました。

おうちにご両親はいるとの事で私が家まで送りました。

幸い何事も起こらず本当に良かったのですが、この事を実際に経験してみて

思ったのは、職場体験をやった事がなければ私とその女の子は顔見知り程度で

助けを求める対象では無かったと思います。

その女の子は今では高校生でいつも挨拶を交わしてくれます。

小学生・中学生の下校時に通る店舗があっても、正直入った事もなければ

話したことも無い人の店には逃げ込む事はしないと思います。

だからこそ、この職場体験実習は商店街と学校を結ぶ大事な活動なのです。

うちは面倒だから、やらせる事がないから等と言わず是非とも受け入れて下さい!

色々と小賢しい書きましたが、やってみると楽しいですよ!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。