生きた銭？わらしべ長者？

以前ブログに書かせて頂いた記事なのですが

いつだったか忘れてしまったので掲載出来ないのですが

以前、年配のお客様が

「店長だから御願いするのだけれど、姉が急に入院してしまってお金が今ないの。」

「来月に年金が入るからその時に『絶対』返すからお米を分けて欲しいの。」

私が小さい時からお世話になったお客様です。

私は『わかりました。申し訳ないけど一応連絡先を教えておいてください。』

そう言ってお米を差し上げました。

知らない仲でもないし、信用があると思えたので起こした行動です。

既にこの事から多分ですが半年は経ったと思います。

賛否両論色々とあると思いますが、私の中では正しい判断だったと感じてます。

あのお客様で無ければまた違う対応もあったかも知れません。

でも、あの時、あの場ではそれが正しいと感じたので良かったかと思ってます。

その後のご報告をしてなかったのを急に思い出したのでお伝えします。

お姉さんは退院され、とても元気になられました。

お姉さんがお二人いらっしゃっていて、今では毎週３名様でご来店下さってます。

３人で毎週１万円以上のお買い物をして下さってます。

たかだか2,980円のお米ですよ。その代金を少し遅れて頂いただけの事。

それが一ヶ月４万円の売上げにつながりました。

３姉妹は義理で買い物に来て下さってるのでは無く、

『純粋』に当店の品を気に入って下さってます。

こういった金額の話をすると卑しいと思われがちですが、

あくまで私は『商人』です。銭の話をして卑しいとは思いません。

ただ、生きた銭の使い方がこの『若造』にも少しは出来たのでは？？って

思ったので皆様に一緒に考えて頂きたいと思って記事にしました。

３人の元気なお顔を今日の朝、一番で拝見できました。

朝から気合の入る『こだわり商店』でした。