ヘッドライト外側のクリーニングをしても少し曇りのようなものがあり、ライトを点けると光が散乱しているのがわかりました。
運転席から見て右側のランプの方がひどいです。
右側のクリーニング前後の様子がこちらです。
クリーニング前 クリーニング後
全体的に散乱が減ってはいますが気になります。
左側は右側ほどは気になりません。
内側が汚れているようにも見えました。
良い方法はないかと検索したところ、なかなかのアイデアを見つけました。
それは磁石を使う方法です。
ランプを取り外した穴から磁石を仕込んだ布などに紐を付けたものを入れて外側の磁石にくっけて動かすというやり方です。
最初に考えた人は偉いと思います。
検索してたくさん出てきた中で一番古いのはこちらの方の記事でした。(2010年9月11日)
似たようなものとして水槽のガラスを清掃するためのこちらの商品が2005年ごろには販売されていたようです。
この商品をみて思いついたのかもしれませんが最初に考えた人は偉いと思います。
それをあたかも自分が考えたかの如く紹介している人たちはどういう神経をしているのかわかりません。
大元はわからないにしても参考にしたところぐらいは紹介すべきです。
学術界でやったら一発で出入り禁止になりますね。
似たような磁石の使い方は真空装置にあります。
真空中の物を動かす為の磁気式トランスファーロッドという物があり、パイプの中と外に磁石を配置して外の磁石を動かす事で真空中のシャフトを動かしています。
力は大きくないものの密閉状態で中の物を動かせるので真空度を低下させることが無いのが利点です。
脱線してしまいましたが話を戻して、ダイソーに行って超強力磁石(ネオジム磁石:日本の佐川さんが発見した世界最強の磁石)を買って来ました。
ロービーム側はランプを外しても中に通せないのでハイビームのランプを外して穴のサイズを確認し、直径16mmの磁石にしました。
キャッチャーも買って来ました。
キャッチャーには先端の両側に磁石が付いていて穴に入らなかったので磁石部分を切り取りました。
道具がそろったのでさっそくクリーニングです。
磁石をウエットティッシュでくるんで紐で縛ります。
キャッチャーでヘッドライト先端まで持って行って布でくるんだ磁石にくっつけてからキャッチャーを開放して抜きます。
後は外側の磁石を動かせば中の磁石が外の磁石についてくるので中を拭くことができます。
なかなかきれいにならないのでガラス研磨用の研磨剤(酸化セリウム)を塗ってみましたがあまり効果はなかったように見えました。
やり過ぎは傷を生むことになるので水を付けたウエットティッシュで何回か研磨剤を拭きとって内側のクリーニングを終了しました。
ライトをつけて確認してみると…。
クリーニング前 クリーニング後
思っていたより内側のクリーニングは効果があったようです。
研磨剤が効いたかどうかは比べていないのでわかりません。
右側はもう少しきれいにしたいですね。
次回はランプの交換です。