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ロートル技術屋の日記

続編:第二世代Core i シリーズ(Sandy Bridge)のたまに起こるフリーズを解決できたらしい (グラフィックボードを追加)

今年の2月にこちらの記事を公開しました。


その後、フリーズは一度も発生しておりません。
しばらく電源を入れっぱなしにしていましたが大丈夫でした。
グラフィックボードの追加は効果があるようです。

最近、気温が上がって来て別の問題が出てきました。
静音化を考え、ファンレスのGeForce GT710を選択したのですが、間違いだったようです。
ケース内の温度が上がってしまうようでCPUファンの回転が異様に早くなってしまうことが起きるようになりました。
グラフィックボードの放熱ファンの向きが下向きになってしまい熱がこもりやすいのとグラフィックボードの真上にCPUがあるのでCPUの温度が上がりやすいようです。
特に、ブラウザのタブをたくさん表示させたときに発生しやすいような感じがしています。

これからグラフィックボードの追加をお考えの方はファンレスではなくロープロファイル対応モデルを選んだ方がよさそうです。
GeForce GT710搭載のボードは2月の時点では最安2,900円程度だったのですが改めてAmazonで調べたところ値段が上がって3,300円になっていました。


不思議なのはメモリ1GByteと2GByteで価格が変わらないことです。
2GByteモデルの方がお得ですよね。

第二世代Core i シリーズ(Sandy Bridge)で稀にフリーズが起きる場合はグラフィックボードの追加を試してみると良いかもしれません。
「稀」のレベルは数日から数週間に1回程度の話で頻発する(毎日のように起きるというようなレベル)場合はほかの原因が考えられます。

よくある話はCPUクーラーとCPUの間に塗布してある放熱グリスの油分が飛んで乾燥してしまっているケースです。
これはCPUクーラーを外してみればすぐにわかり、新しい放熱グリスを塗り直してあげれば解決します。
もう一つはメモリスロットの接触不良です。
数年レベルの長期間使っていると起こることがあります。
いったんメモリを全部外して端子部分をアルコールで拭いたり、プラスチック消しゴムでこすってみたり(冬場は静電気を発生させるかもしれないのでやめた方がよさそうです)して指し直すと解決することがあります。

これらを試したり、グラフィックボードを追加してみたりしてもダメな場合はマザーボード上の部品に問題があると考えられます。
丸い筒状の電解コンデンサーが膨らんでいたらそれが原因の可能性が高いです。
腕のある人なら交換してしまえば良いのですが、マザーボードは多層基板(銅のパターンが基板内にもある)になっているのとコンデンサーの片方の足がグランド(0V)の配線につながっていて熱が逃げてしまって半田がなかなか溶けず簡単には外れないので一般の人には難しいかもしれません。

使えなくなるとすぐに新しいものを買って捨ててしまうのが当たり前のような世の中になってしまっていますが、できることなら修理して使い続けるのが環境には優しいと思います。
経済には優しくない話ですね。

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