ロートル技術屋の日記

8月2日宵の細長い雲と国際宇宙ステーションと米軍機

ブログ更新が滞っていたので半月以上前の古い話です。

8月2日の日没後、暗い空の中、細長い雲が見えていました。
全天の2/3ほどのとても長く両端が曲がっているのが印象的でした。



この雲を見ていたところ、北西から明るい光が移動してきました。
米軍横田基地が近いので飛行機だろうと目を離していたら音もなくほぼ頭上に移動してきて明るさが変わらずに移動していました。
-1~-2等級と木星程度とかなり明るく見え、これは飛行機ではないなと思いました。
8月2日の宵に国際宇宙ステーションが見えるという情報を目にしていた記憶があったので多分そうだろうと思い、スマホで撮影しました。


パソコンで全画面表示にしないとよくわからないかもしれません。
上から徐々に下に移動していく光点が国際宇宙ステーションです。

手持ちで撮影したので手振れがひどいのとフォーカスが固定できなかったのでピンぼけが多発してしまいました。
手振れはGoogleフォトの手振れ補正で結構うまく補正できました。
最後に米軍機が通ったのはご愛敬というところです。

帰宅後に調べたところ、やはり国際宇宙ステーションでした。
ライフパーク倉敷科学センターさんのホームページに東京で見える経路が掲載されていたのですが、残念ながら時間が経ったので削除されていました。
最大仰角約80度でしたのでほぼ頭の真上を通ったことになります。
数年ぶりに見ることが出来ました。

国際宇宙ステーションが見える時間は予報が出ているのできちんと調べればそれほど珍しいわけではありませんが、空が暗く国際宇宙ステーションに太陽の光が当たっていなければ見られず、条件を満足するのは日没後か夜明け前でいつでも見られるわけではありません。
さらに頭上近くを通ることは稀なので運が良かったです。

この先、東京で条件良く見られるのは9/15の日没後、 18時27分頃~で18:30頃に最大仰角88.2度と真上を通過するようです。
(東京と言っても国際宇宙ステーションの高度が442kmですので場所によって角度は異なります)
夕方なら見やすいですね。

各地の予報はライフパーク倉敷科学センターさんのホームページで確認するのがわかりやすいと思います。


観測地リストから都道府県を選ぶと見える日と時間、見え方のリストが出てきます。

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