このはなや*嫁日記

〈氣付きのアウトプット+備忘録〉
何かのお役に立てば、望外の喜びです。

光の道。

2011年08月29日 10時59分57秒 | 日記
ずっと昔、子どもの頃、夕暮れ時。

“遠き山に日は落ちて…”のメロディが
日の沈みかけた空にやさしく響き
遊びに夢中になっていた
子ども達は家路へと
急かされるように帰っていったものだ。

除夜の鐘が
一年の締めくくりを告げるように
毎日校舎から流れるメロディもまた
子どもにとっての一日の終わりを
報せていたように思う。
それは規則正しい生活リズムを促し
健康的な子ども達を育まんとする
教育者の知恵ではなかったろうか…?

いつの間にか
その愛ある音律は消された。
そして
いつの頃からか昼も夜も無くなり、
夜行性の人々が増殖した。

今の世をただ嘆くより
ささやかな
けれど確かな営みを取り戻し
伝え続けよう、
かならず日本は立ち直るのだという
希望の光をもって…!