先週“ミス・ユニバース2008”がベトナムで開かれました。
今年はベネズエラ代表が優勝しましたが(去年は日本代表が優勝しましたね)、こちらではアメリカ代表が2年連続でステージ上でこけてしまったというニュースで盛り上がりました(笑)。
ベネズエラ代表が優勝したと聞いて、先月テレビジャパンで見たフォア ビューティー ~美しくなるために~というドキュメンタリー番組を思い出しました(日本では昨年の12月に放送)。
昔からミス・ユニバースなどビューティ・ページェントを見るたびに、南米、特にベネズエラには美人が多いと思っていたのですが、このドキュメンタリーでその舞台裏を垣間見ることが出来ました。
ベネズエラでは人口の約半数が貧困層。女性はこの貧しさから脱出するために小さい頃からミス・ベネズエラを目指すと言うのです。ですから家族も必死。
首都カラカスには街のいたるところに美人養成学校がありますが、タイプは二分されます。裕福層対象と貧困層対象。言うまでもなく裕福層対象の学校は授業料も高く施設も豪華。
番組に登場した14歳の少女の家庭は貧しいので、彼女がレッスンを受けるのは貧困層対象の学校。レッスン料を稼ぐために学校でインストラクターのアシスタントのアルバイトをしている。
見ていてショックだったのが“整形手術”が当たり前だということ。
もうひとり番組に登場したのが21歳の女性。
彼女は顔(鼻と唇だったかな?)の整形と豊胸手術をした直後に、エージェントから“耳の向きを変える手術”を勧められていた。
エージェントは“あなたの耳は横に広がってるから(私にはそうは見えなかった)、少し後ろに倒した方がいいわね。これ位に・・・”と言って耳を触った。
きっとエージェントは耳の向きを変えたんだろうけど、私にはその差が全くわからなかった。ただ耳に触ったとしか見えなかったのです。
この21歳の女性の家庭も裕福ではなく、父親は体調を崩して働くことが出来ない。
手術費を捻出するために新たに仕事を探す母親。
正直、そこまでして美しくなりたいの?と思いましたが、貧しさから脱出するために必死になんですよね。何だか悲しくなりました。
大統領が“ベネズエラの特産は石油と美女”と豪語する国っていったい・・・
女性が高等教育を受けたり、手に職をつけて活躍出来る機会が少ないようで、身につまされる思いでした。
番組を見ながら思ったのが春学期にチューターをしたESOLの生徒、C。
ベネズエラからフロリダに引っ越してきたC。お父さんはまだベネズエラにいるようです。
将来、ベネズエラに帰国するのかどうかわかりませんが、もしそうだとしたらCが大人になるまでに、女性が社会で活躍出来る国に変わってほしいと切に思います。
Cはとっても頭の良い子だから、自分のやりたいこと、勉強したいことに向かって全力投球出来る環境にいてほしいのです。そして勉強したことを活かせる分野で頑張ってほしい。
テレビやネットでベネズエラ代表の映像や写真を見ました。とっても美しい。
でも思わず“彼女も貧しさから抜け出すために小さい頃から頑張ってきたんだろうか?何回整形手術をしたんだろう?”と思ってしまいました。
彼女のミス・ユニバース優勝が、ミス・ベネズエラを目指す貧しい少女達の励みになったことは確か。そしてベネズエラの美人産業にも、ますます拍車がかかるのでしょうね。
今年はベネズエラ代表が優勝しましたが(去年は日本代表が優勝しましたね)、こちらではアメリカ代表が2年連続でステージ上でこけてしまったというニュースで盛り上がりました(笑)。
ベネズエラ代表が優勝したと聞いて、先月テレビジャパンで見たフォア ビューティー ~美しくなるために~というドキュメンタリー番組を思い出しました(日本では昨年の12月に放送)。
昔からミス・ユニバースなどビューティ・ページェントを見るたびに、南米、特にベネズエラには美人が多いと思っていたのですが、このドキュメンタリーでその舞台裏を垣間見ることが出来ました。
ベネズエラでは人口の約半数が貧困層。女性はこの貧しさから脱出するために小さい頃からミス・ベネズエラを目指すと言うのです。ですから家族も必死。
首都カラカスには街のいたるところに美人養成学校がありますが、タイプは二分されます。裕福層対象と貧困層対象。言うまでもなく裕福層対象の学校は授業料も高く施設も豪華。
番組に登場した14歳の少女の家庭は貧しいので、彼女がレッスンを受けるのは貧困層対象の学校。レッスン料を稼ぐために学校でインストラクターのアシスタントのアルバイトをしている。
見ていてショックだったのが“整形手術”が当たり前だということ。
もうひとり番組に登場したのが21歳の女性。
彼女は顔(鼻と唇だったかな?)の整形と豊胸手術をした直後に、エージェントから“耳の向きを変える手術”を勧められていた。
エージェントは“あなたの耳は横に広がってるから(私にはそうは見えなかった)、少し後ろに倒した方がいいわね。これ位に・・・”と言って耳を触った。
きっとエージェントは耳の向きを変えたんだろうけど、私にはその差が全くわからなかった。ただ耳に触ったとしか見えなかったのです。
この21歳の女性の家庭も裕福ではなく、父親は体調を崩して働くことが出来ない。
手術費を捻出するために新たに仕事を探す母親。
正直、そこまでして美しくなりたいの?と思いましたが、貧しさから脱出するために必死になんですよね。何だか悲しくなりました。
大統領が“ベネズエラの特産は石油と美女”と豪語する国っていったい・・・
女性が高等教育を受けたり、手に職をつけて活躍出来る機会が少ないようで、身につまされる思いでした。
番組を見ながら思ったのが春学期にチューターをしたESOLの生徒、C。
ベネズエラからフロリダに引っ越してきたC。お父さんはまだベネズエラにいるようです。
将来、ベネズエラに帰国するのかどうかわかりませんが、もしそうだとしたらCが大人になるまでに、女性が社会で活躍出来る国に変わってほしいと切に思います。
Cはとっても頭の良い子だから、自分のやりたいこと、勉強したいことに向かって全力投球出来る環境にいてほしいのです。そして勉強したことを活かせる分野で頑張ってほしい。
テレビやネットでベネズエラ代表の映像や写真を見ました。とっても美しい。
でも思わず“彼女も貧しさから抜け出すために小さい頃から頑張ってきたんだろうか?何回整形手術をしたんだろう?”と思ってしまいました。
彼女のミス・ユニバース優勝が、ミス・ベネズエラを目指す貧しい少女達の励みになったことは確か。そしてベネズエラの美人産業にも、ますます拍車がかかるのでしょうね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます