予告無き第一弾の落札発表（？）喜びの声編

１１月６日開店前のコレコーレ、「予告なし店頭入札」“初”の落札アイテムが決まる、私達にとってもドキドキの瞬間、「ネ、ネリの自転車・・・」店内スタッフ間にどよめきが起こる。

数ある店頭オークションの中でもそのヒストリー性から高い人気を維持し続けていた逸品であり、毎日のようにネリの価格の変動をチェックに来られていたお客様の顔が浮かび複雑な心境、その方の１００円アップで落札が決定された。
当然のことだが、今回はあまりにもドラマティックで、うーん‥　と唸ってしまう‥‥

私達にとっても“初”の試みでもある“予告なし店頭入札”・・・“初”の落札者の方へ“初”の落札のご案内、日曜日の忙殺の中で、ようやく時間を作り、私に電話をさせてと、宣言していた、笹ヶ瀬社長が電話を取り上げた‥「ネリの自転車の落札が決まりましたよ。」
「ええ～っ！マジですか！？」落札者の方が驚くのも無理は無いことかも知れません。

忘れもしない（忘れようも無いか？）昨日１１月５日、今、まさに閉店を迎えるコレコーレに駆け込んで来られた只者でなさそうな、数名の男性客、熱心に店頭のスタイリッシュなマウンテン・バイクを見つめる熱いまなざし・・・

オーストラリアの人気アテンダントのネリさんが万博に向けてオーストラリアから空輸をしたマウンテン・バイクを指差し“何やら骨のありそうな彼” が尋ねる。
「今から、このマウンテン・バイク入札できませんか？」
入札用紙を周到に記入した彼らは時間の関係もあってか足早に帰途に着かれる。マウンテンバイクをみつめる熱い眼差しを残して・・・

その時点の入札状況は、２０，０００円の自動入札者に対して、一日を締めるまで価格の書き換えをしないために、前日の最高普通入札の９，５００円が２位となっており、表示額は、９６００円であったのに一気に２５，６００円の自動入札を書き込んで、最高入札者になったことが、入札履歴で判明しましたが、何の情報も無い昨日では、自分の自動入札額に、やや不安を持っているのが、近くに居た私達にも伝わるほどの静かな情熱を残して、去っていったのでした。

私達が報告のお電話を掛けさせて頂いた、ちょうどその時、昨日の帰り際に受け取っていただいた告知から私達のブログを見て頂いていたとの事で、（やはり入札状況を気にされたのか、それとも少しでもお店の事を気に入って頂けたのか？）唐突な展開に戸惑われたご様子。
「ええ～っ！マジですか！？」「今から行きます！！」
外は季節外れの台風の様な天気というのに・・・

来てくださいました、遠路はるばる岐阜からのご足労、誠に有難うございました。

予告なし店頭入札“初”の落札者：system-g様
落札アイテム：オーストラリア館ネリの自転車
落札価格：２万１００円

万博ファンにとっても大人気の「ネリの自転車」、自転車にこだわる国民性のオーストラリア人の中で、唯一愛車を空輸してきた頑強で完成度の高い美しいフォルムのマウンテンバイク。
ヤフオクに出品したら、大変な注目を集めたに違いない、２重の支持者を持つ逸品、できれば出来るだけ長く店に陳列したくなる、看板娘なのでした。

クールガイのsystem-gさんも万博ファンが入札にどう出てくるか読めない「予告なし入札」と、めったにない交通事故のようなチャンスに・・・
しかも予測もしない“昨日の今日”の落札決定。
初の落札品の受け渡しシーンを写真に収めたいとの無理な要望にも快く受けて頂きました。
system-gさん、実は全国で活躍されているブルータリティー・デスメタリック・ハードコアバンド（横文字に弱い我が社の社長は何度も舌を噛んでました。）dead-reforceのギタリストの方で一見、ワイルドでクール、寡黙をイメージさせますが、実は、はにかんだ笑顔が可愛い（独身女性社長談）情熱的な好青年（ファンの方すいません勝手な事を・・・）。
「ネリの自転車、大事にします！」とのコメントを頂き、名古屋へ寄られる際には再度遊びに来て頂けそう！
最後にＷｅｂＳｉｔｅ（http://www.dead-reforce.com/）にコレコーレのコメントも書いて頂くわがままも聞いて頂きました。
（超重量級ストロング・メタリックハード・コアサウンドなコメントをお願いします。）
ネリの思いを継承して頂ける最高のお客様に手渡りスタッフ一同喜びもひとしお。
system-g様、本日のご来店、誠に有難うございました。

毎日のように『ネリ』の入札をチェックにご来店いただきました１００円の僅差で権利を譲る事になったお客様には、改めて当店の入札ルールを考えさせられる機会を頂きました。
自動入札の最高額の人は、誰かに追い越されるまで、自動入札の上乗せはできないという「予告なし入札」の基本コンセプトである、出来るだけ安い価格で大切にして頂ける方へ届けるシステムとして考案したルールが、どうだったのか？
結論的には、今月中はルール変更はしない方針で、行く事になりましたが、
非常に大切にして頂けるナイスクールガイに届きました事は、お約束します。
がんばって、さらに喜んでいただく商材を集め続ける努力を行いますので、ご容赦願います。