母の兄
T伯父が入退院を繰り返し
自宅に戻ったら
連絡くれると言っていた
母の妹 T叔母
連絡がないので
今夜電話しようと思ってたら
午後1時過ぎ
携帯が鳴る
T叔母からだ
T伯父は退院したという
そして
驚きの知らせ
母の実家には
一番上のI伯父がひとりで暮らしている
火事で大やけどを負い
救急搬送され
皮膚移植後、ICUへ
え~なんで・・・
母の実家
全焼したって
祖母の亡くなった年が
何年だったかハッキリしないので
調べてほしい
消防署の書類に必要
と、T叔母
いったん、電話を切り
実家の父に連絡
お位牌の裏を確認
再び叔母へ連絡
I伯父の失火らしく
ご近所へも延焼したそうだ
本人は
はっきり話せず
T叔母も付き添い
事情を聴かれるとか
叔母は息子のMと共に
実家のご近所にアタマを下げ
謝罪して回ったという
祖母が亡くなってから
母の実家へは行ってない
変わり者のI伯父とは
法事以外
母も私も付き合ってない
T伯父を訪ねようと
今夜連絡して
都合を聞き
母の実家も見に行こう
何も無くなってしまったと
叔母も言っていた
すばらしく立派なお仏壇も
燃えてしまったらしい
I伯父の今後も
叔母が考えるようだ
中途半端な画家だったI伯父
結婚、離婚を繰り返し
祖母が溺愛してたと
母が嘆いていたっけ
私がT叔母に連絡しなくちゃと
思うとき
必ず、叔母が困ってる
不思議な勘がある
私・・・
しかし
衝撃の電話だった
夢月物語
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