特に重要な部分
抜粋しました
コロナ禍前まで、入院している人に「会うこと」の権利性を意識する機会は少なかったと思います。施設などでの高齢家族との面会について争われた裁判では、面会の権利は憲法13条で保障されている自己決定権や人格権に属するとした判例があります。「入院している家族に会いたい」「家族に来てもらいたい」という権利は、尊重されるべきです。
一方で、個人の権利は公共の福祉との兼ね合いで制限されることもあります。新型コロナウイルスについてよく分かっていなかった初期のころは、感染を防止して命を守るために面会を制限する判断はやむを得なかったと思います。
しかし現在は、ウイルスの性質も判明してきました。感染症法上も、通常の状況において病院が面会制限することの根拠は非常に薄いと言えます。
患者の入院・手術の際、病院は必ず同意書を取り、患者が望む治療を優先して行う姿勢を示します。それなのに、なぜ面会だけは制限するのでしょうか。「面会は副次的なもの」と考えているからかもしれませんが、患者中心の医療を行うのであれば、面会実現に向けて努力すべきです。
とくに慢性期において、家族の精神的な支えは、回復を促す上で非常に重要です。家族が見舞いに来てくれた方が、リハビリもやる気が出るし、副作用がきつい抗がん剤治療においても生きる希望につながるものです。
日本では、患者が医師や病院に不満を持っても、遠慮して意見を言わない傾向があります。患者の思いをうまく伝えるには、間をつなぐソーシャルワーカー的な存在が必要なのかもしれません。
医療者には、患者が望むことを可能な限り実現していこうとする姿勢が求められます。面会制限についても、こうした視点で再考して欲しいと思います。
■感染防止効果は?/現場で危機にさらされるのは…
今回のアンケートは、入院している家族との面会を制限された経験を持つ人に加え、医療関係者からも回答が寄せられました。結果はhttps://www.asahi.com/opinion/forum/212/で読むことができます。
●理由わからず 母が入院した病院は1日2人15分までという制限があった。30分だと駄目な理由は?感染防止効果はあるのか?と思いつつ、従わざるを得なかった。(神奈川、女性、50代)
●コロナは今も 5類に移行したからと言って、コロナが無くなったわけではない。院内クラスターを防ぐためにも病院の感染対策は引き続き継続すべきだ。(宮城、男性、50代)
●SNSの影響 面会制限は人権侵害なのでやめるべきだと思う。一方、SNSの極端な意見や訴訟リスクを意識するあまり病院が過度に防衛的になり、制限を解除できないという事情もわからなくはない。(茨城、男性、40代)
●タイマーで時間厳守 先日入院しました。面会1回2人まで時間は15分。キッチンタイマーを渡されてキッチリ時間厳守。話したいことも話せずに終わりです。(埼玉、女性、50代)
●責任を負うのは 医療従事者は人手不足だから、いつでも誰でもどうぞ、は難しい。命にかかわる現場で、危機にさらされたり責任を負わされたりするのは従事者側だ。(大阪、女性、50代)
●最後の時間 面会は1人と決められ、祖母は1人で旅立ちました。父母も病院に抗議することもできません。なんの権利があって最後の時間を医療者が奪うのでしょうか。(東京、女性、50代)
●どちらが人権侵害 免疫力の落ちている患者さんたちのため、制限は必要だと考えます。逆に病気の方への人権侵害ではないでしょうか。(東京、女性、50代)
●海外の様子 昨年までヨーロッパ在住でした。海外ではとっくに制限解除されています。それで感染爆発という話になっていない時点で、面会制限の優位性が無いとハッキリ言えます。(広島、女性、30代)
父の最期 立ち会えたので
私は恵まれていたのかも・・・
ただ
1時間に10分という面会制限
今になって思うと
死を宣告されていた父に
必要だったのか疑問です
病院だけでなく
老人介護施設やサ高住では
未だ
マスク強制や面会制限やら・・・
世界でも1番 不思議な国になりました
#面会制限#感染対策と言う名の人権侵害#マスクは雑菌だらけ#父の最期
マスクや💉は
免疫下げますよ
睡眠・栄養・笑顔で
免疫アップ