11月10日火曜
20時半
前橋日赤より電話
脳外科のドクター
「息が苦しそうで危ないかも
今夜か明日か、判断が難しいです」
「わかりました
これから行きます」
月にごはんをあげ
マンションを出て
駐車場まで歩く
風が強い
クルマに乗り
「父、まだまだ逝っちゃダメだから
母よ、お迎えはまだ待ってて」
30分かからず到着
救命救急センターへの
エレベーターがわからなくなり
午後来たのに迷う
インターフォンを鳴らし
父の病室へ
息が苦しそう
一番上の数値が高いほど
呼吸が早い
100を超えている
私が声をかけると
脈が増える
20分くらい
手を握ってる
手袋は無い
看護師さん
コロナ対策で
1時間に10分の面会となります
二重ドアの外の
家族待合室で
22時まで待機
再び、インターフォンで知らせ
入室
苦しそう
これは時間がないかもと
弟へ電話
しばらくして到着
父の様子を確認するが
弟の感情を感じられないので
帰宅してもらう
23時 控室で待機
24時近く
看護師さんが呼びに出てきて
急いで病室へ
呼吸数が少なくなって
危険領域らしい
このままここで
お父さんと過ごしてください
ありがとうございます
おでこに付けている
酸素量の測定バンドを外してくれる
呼吸数は30を上下してくる
酸素供給量も一桁
口を開けて息をしているが
だんだんと動きが少なくなり
手は冷たい 血行が悪くなってる
声をかけると
呼吸数が増える
増えたり減ったり
約1時間
静かな息になって
まるでいい夢みてるよう
もう、お迎えきたかな
ママ来たかな
向こうで仲良くしてよね
もう少し経ったら私も行くからねぇ
呼吸が止まる
ドクターがきて
1時9分 死亡宣告
弟に電話し
電話越しに声かけてと言うが
いいよ!と拒否
夢父に電話し
父に話しかけてもらう
なにを伝えてるかわからないけれど
話した?
うん話せたと夢父
後で訊いたら
私たちの結婚記念日が
先日11月9日だったので
結婚できたお礼を泣きながら言ったとか
母もお世話になった葬儀社へ連絡
父は浴衣に着替えさせてもらい
葬儀社の車に乗る
最後まで優しくしてくださった看護師さん
死亡宣告してくださったドクター
事務のかた
もうひとりの看護師さん
深く長くお辞儀して
車が見えなくなるまで頭を下げてくださった
その後、
私も夜間出入り口まで
見送ってくれた
「お世話になりました ありがとうございました
コロナで大変な毎日ですが
お身体気をつけて頑張ってください」
さぁ、葬儀場で
父が待っている
続きます
昨日の記事
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ありがとうございました
父の余命カテゴリーは
あっけなく終了しました
担当ドクターの予見
今週半ばがヤマは・・・
まさに命の期限でした
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このコロナ禍の中、お父様の最期に立ち会えてお別れができてよかったですね。
眠るように・・・一番幸せな最期ではなかったかと。
夢母さんもお身体大切になさってくださいね。
そしてお父様のためにたくさん涙を流してあげてください。供養になると思います。
ありがとうございます
父は最期に苦しまず
ふっと旅立ってくれました
私も救われた気持ちで
まだ泣くことはありません
最後の最後のお別れまで
涙は出ないかも・・・です