中川ワニ珈琲∞アトリエ

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珈琲を焙煎する日

2015年02月09日 | 日記
珈琲を焙煎することは味をめぐる旅にいている。
道先案内人は香りだ。

さて、今日も焙煎を始める。
残念ながら今日は雨。

足元の紙袋を眺めつる今日の音を探る。



ハンドピックをしながらする会話はつねにアジアが中心だ。
どう、自分たちがアジアの一員として味を伝えるか考える。
いっつも考えるだけでなかなか身にならないのが
らしいといえばらしいのだが、そのうち見ててきっと実現するから。





今日は少し焙煎を見てもらえたらなと思います。
一緒にアトリエにいる感じが伝われば良いのですが。

ハンドピックした豆は焙煎機のてっぺんから筒の中へと
砂時計の様に流れこみます。




タイミングがくるまで、生豆はチョコ、チョコチョコと揺れてます。





これを引くと



シャーーーーーーーち流れ込むと
シャンシャンシャンシャンと豆は踊る。









いろんんな国が一つの釜の中でコミニュケーションを取る。

その間におきまりの動作がある。これを欠かす事はないのだ。




時間と熱と水分が反応する。

それを僕は鼻で聴く。JAZZと一緒に聴く。




今日はハイローストの日。
ハイローストなのにシティーローストより時間をかけるから
ユニークだ。




だんだん変わる豆。



鼻で焼く。





luckyはフル回転。



1ハゼが始まる前から忙しさはます。





豆は生きる。



2ハゼのまえの合図を確認しながらハゼと同時に香りを何度も確認。



これで味を決める。




焼き上がるまで時間をかけるのだが
冷ますのも時間がかかる。手間と暇をかけて豆を焼き珈琲に調理していく。




湯を沸かし、テイスティングをいそいそと。
焼きたてにしかない味がするんですよ。






優しいお湯をおくーーーー。





今日もこれで1日が始まる。