中川ワニ珈琲∞アトリエ

中川ワニ珈琲に関連するお知らせや日記

3月7日AL中川ワニ珈琲教室の準備、真っ最中。

2015年02月21日 | イベント告知
イベントのお題である「ポテトと珈琲」の準備も随分すすみました。
ポテトをどうやったら珈琲と一緒に楽しんでもられるか
考えるのが実に楽しくて仕方がないんですよ!

みんなが「あっ」って思ってもらえるかが大事。
自分で考えて珈琲を楽しみながら淹れてもらって「あっ」って大事。

だから、ポテトは
冷たくてヌルリとするのに辛い!でもカリッと
熱くてとろーりとして甘い、でもサクッともどっかにある
ものの2つをご用意しています。




そんな2つに合わすコーヒーは
ハイロースト?
シティーロースト?

中川ワニ珈琲ただいま検討中です。

師弟の絆

2015年02月12日 | 日記
これは師と弟子の写真である。
左が師で右が弟子である。
師は中川ワニ、弟子はロミだ。



東京にて電車に乗ってバスに乗って出かけた珈琲屋で偶然の再会だった。
ロミは山形で狸森焙煎所という珈琲屋を営むから
そんなに滅多やたら会えない。

ワニはワニ毎であちこちと旅に出ることも多く
人と約束して会うのもなかなか実現しないのだが。。。。。

これが互いを呼びあったというものか。

たくさん焙煎師がいる中でロミがなぜ中川を選んだのかわからない。
だが、弟子はとらないスタンスの彼がロミを弟子にしたかは
彼の瞳を見てわかった。

人は外見で物事を判断することが多い。
外見の奥に潜む本当の純粋さであったり、個性をみいだすのは難しい。
でも、ロミは私にはグローバルな人間に見えた。

一見ヤンキーに見えるその雰囲気や仕草より私は民族という
一つの国に縛られないグローバルな姿勢を感じ取った。

偶然出会った驚きと少し照れくささが素直にでるロミは眩しかった。
それに比べ、中川ワニという人物は不器用である。純粋な分 気持ちの表現が下手だ。
久々の再会を目の当たりにする立場の人達は、もっと素直になればいいのにと思う。

私がロミの珈琲を口にしたの1年ほど前?、たまたま彼が知人にお土産として
渡した珈琲豆をおすそ分けしてもらった。
一口飲んで驚いた。

そこには、中川の味と同じ根源があった。

そして私はその豆を持ち帰り中川ワニに手渡し、淹れて飲んでもらった。

一口飲んだ中川が一言
「初めてロミを褒めてやりたいと思う。この珈琲には焙煎師の意思が味に表現されている。」
といった。
だが彼は不器用で連絡を自分から撮ることができなかった。

偶然の出来事に彼はいう。
「ロミ、初めてお前の珈琲を褒めてやりたいと思った。」
これが師弟のやりとりだと私は感じる。

これから10年たったのち、今度は肩を組んだ写真を撮ろうと私は提案した。
ロミはそれがいいと恥ずかしそうに笑う。
中川は聞こえているのに聞こえないふりだ。

これからさらに師弟の味の探究は互いの道で続くのだろう。

肩を組んだ写真を見る日が実に楽しみである。

あ、忘れてた。
自分は2番目の弟子なのでロミのこと
ロミ兄さんと呼ばなければならない。
二人には負けないと強く決心する。

美味しいを教わる

2015年02月10日 | 日記
美味しいを教わるというコトをあらためて知ったのは去年の年末。

珈琲を淹れる人を3ヶ月ぐらいで一人育てることと、珈琲の卸先の斡旋をして欲しいと
小田原のクライアントから依頼があった時です。
(本来は、カフェをするので中川に珈琲を焙煎して欲しいという依頼内容だったと思う)

何回かセッションをしているうちに
今の時代は誰か知名度がある焙煎された珈琲を購入して売るより
自分の店で焙煎をして、売り出すことがこれからのマーケットに対してカフェの個性を
売り出すことになると1つのミッションが生まれました。

プロの焙煎人はたくさんいます。珈琲を卸売から購入することは誰でも出来ます。
でも、短期間で焙煎人を一人育てることは中川ワニ珈琲にしか出来ないと
クライアントからの出資がきまりました。

その日からクライアントとの二人三脚が始まりました。
順調とはなかなかいえない滑り出しだったのですが
なんとか焙煎人候補が決まりました。
が、実際レッスン開始直前予期せぬ出来事が起こりました。

それは、予定していた男性の焙煎人候補が辞めてしまったのです。

ここで、ふつう「さあ大変!!どうする」となるのですが
クライアントも中川ワニ珈琲もすぐ思考が変わりました。
カフェスタッフは女性が決まっていました。もともとおまんじゅう屋さんに就職した
普通の女性たちです。

でも、もしその子たちが焙煎できるようになったら
日本でただ一軒、おまんじゅう屋さんに就職したはずが
突然、珈琲の焙煎人になることになりレッスンを受け
三ヶ月で商売を始めると稀に見ぬ実例ができるというビジネスチャンスです。

じつに冒険であり見事な接合だと感んじました。
そう、珈琲のジョイントアドベンチャーが始まりました。

何も知らない女の子たちと珈琲のおじさんがレッスンする。
珈琲の淹れ方、知識、そして焙煎です。

焙煎機はプロバットです。ミルはスイス製のディッティング・珈琲グラインダーを
選びました。素人の子達の経験やスキルが不足する分を優れた機械が(人を)支援できる仕組みにへと
計画を立てたのです。

そして大切なことは2つ。
①女の子たちがenjoyでき、珈琲を楽しんで仕事に向き合う姿勢を作ること。
②店はスタッフだけでなりたつものではなくお客様に育てていただくこと。
 日々珈琲をお客様にどうenjoyしてもらうかです。

①は3ヶ月間でしたが女の子やちと美味しいということを学びあいました。

今度は8人7脚です。楽しいし、大変、いろんなことがいっぱいで毎週が新鮮です。
プロの中川ワニ珈琲が教えるだけではなく、教わっているはずの子たちから私も多くを
学びました。

美味しいということは教えるだけでなく教わることもあると
教える立場の私に普通の女の子たちが教えてくれました。

感謝です。

レッスン最後の日手紙をもらいました。
ワニの便箋に手紙とお城の写真です。お城が好きな女の子が三人の中に一人います。
ユニークなプレゼントです。



中川ワニ珈琲ができることはやりつくしました。

お店は現在オープンし、今小田原のハルネの中でやってます。
このお話は、オープンするまでの秘話
ほんの少しの人しか知らないことです。

彼女たちが本当の焙煎人としてこれから育っていき続けることは本人の努力と
来てくださるお客様の声です。お客様に育てていただける珈琲を彼女たちに
サーブし続けることを願います。

キーワードは女の子が
焙煎している一番角にある店です。
よかったら、探して行ってみてください。
②を実戦できるのはお客様だけです、よろしく御願いいたします。

3年後に彼女たちがいい笑顔でそれぞれのワークライフについてることを願います。

それから、今新たな女性が一人ワニ珈琲で珈琲の焙煎を学んでます。
どうやら僕は焙煎を人につなぐ仕事に縁があるようです。

興味のある方はどうぞ、ご一報ください。
企業、個人、プロ、アマ、国籍と珈琲に国境はないはずです。

常に、旅に出てるのでファックスしていただけると幸いです。

珈琲を焙煎する日

2015年02月09日 | 日記
珈琲を焙煎することは味をめぐる旅にいている。
道先案内人は香りだ。

さて、今日も焙煎を始める。
残念ながら今日は雨。

足元の紙袋を眺めつる今日の音を探る。



ハンドピックをしながらする会話はつねにアジアが中心だ。
どう、自分たちがアジアの一員として味を伝えるか考える。
いっつも考えるだけでなかなか身にならないのが
らしいといえばらしいのだが、そのうち見ててきっと実現するから。





今日は少し焙煎を見てもらえたらなと思います。
一緒にアトリエにいる感じが伝われば良いのですが。

ハンドピックした豆は焙煎機のてっぺんから筒の中へと
砂時計の様に流れこみます。




タイミングがくるまで、生豆はチョコ、チョコチョコと揺れてます。





これを引くと



シャーーーーーーーち流れ込むと
シャンシャンシャンシャンと豆は踊る。









いろんんな国が一つの釜の中でコミニュケーションを取る。

その間におきまりの動作がある。これを欠かす事はないのだ。




時間と熱と水分が反応する。

それを僕は鼻で聴く。JAZZと一緒に聴く。




今日はハイローストの日。
ハイローストなのにシティーローストより時間をかけるから
ユニークだ。




だんだん変わる豆。



鼻で焼く。





luckyはフル回転。



1ハゼが始まる前から忙しさはます。





豆は生きる。



2ハゼのまえの合図を確認しながらハゼと同時に香りを何度も確認。



これで味を決める。




焼き上がるまで時間をかけるのだが
冷ますのも時間がかかる。手間と暇をかけて豆を焼き珈琲に調理していく。




湯を沸かし、テイスティングをいそいそと。
焼きたてにしかない味がするんですよ。






優しいお湯をおくーーーー。





今日もこれで1日が始まる。


白じゃなくていい

2015年02月07日 | 日記
白じゃなくていい。



白じゃなくていい、だから私はホッとした。
白じゃなくていい何でもいいどんな色でもどんな形でもI'm me。

枠にはまらなければならないと自分に言い聞かせるように生活して
自由であるために決まり事があって、それを守ることで自由を得ることが
できる仕組みが不思議だった。

表現の自由は認められてるといいながら
目立って表現している人はいつも同じ人たちで
窮屈で堅苦しくて困ってた。

知人の個展に行きたくて行けなくて、作品のなくなったシンと静まり返った
ギャラリィーでその時の個展の様子をMacでチェックしていた。

カーソルが動くたび
飛び込んでくるアート作品は若々しくて凛々しくて
しくて、しくて、としくてが飛び込んでくる。

そんな中で見つけた。

白い和紙に無作為に散りばめられたカラフルな粒が
私には個性に見えた。額装されるわけでもなく
クシャッとまるめられた紙切れが

「白じゃなくていい。色がついてていいじゃない。 汚れてたっていいじゃない らしさ が個性だよ。」

I'm meと語りかけてくるようだ。

作品名を確認すると「白じゃなくていい」という。

それから月日は経ち、アトリエのリホームも終わり
珈琲を毎日飲む生活がはじまる。

珈琲は焙煎する度に、それを淹れる人によっても味が異なる飲み物だ。
型に決まり事はあったとしても味に決まりは無い。

飲みたい人が飲む分だけ好みの味を作ればいい。

私は今自分たちのアトリエで「白じゃなくていい」を眺めながら珈琲を飲む。



これがI'm meの生きてる味だ。


まずはCOFFEE EXPERIENCE.
皆さん、一緒に珈琲をenjoyしませんか。

嬉しいリターン

2015年02月06日 | 日記
去年の夏の終わりに、千石にある八百コーヒで「ナイトパラソル」という催しをしました。
八百コーヒー喫茶店と中川ワニ珈琲の豆売りとnicoさんの雑貨を楽しむプチ夏祭りは
来ていただくお客様にいつもの喫茶店と、いつもとちょっと違う両方を
楽しんでいただけたらと私は思ってました。

お祭りでヨーヨーをぶら下げて帰る帰り道、金魚すくいや綿菓子を思い出すような
また来年も楽しみやなっていう感覚を覚えてもらえたら。

珈琲屋なのでヨーヨーは用意できないが、豆を入れる小さなバックは作れると
手作りして豆と一緒にそれました。

あれから半年ほど経った今、メールが一通届きました。夏の終わりに楽しいお祭りが
あったらしいじゃないですか、その時ちいさなバックが可愛かったと小耳にしました。
・・・・・・、僕も欲しいです。豆と一緒に送ってください。

常連さんからの定期便のお申し込みだったのですが
あー、あの時の思い出が自分たちの知らないところで紡がれてる様な感覚が
くすぐったかった。

すみません、あの時だけで無いんですとお答えするのは心くるしく
楽しいことは皆んなでシェアするのが一番。

お気に入りの端切れでもう一枚。






その方らしいお祭りを味わって貰いたい。

「ポテトと珈琲」ALにて珈琲教室

2015年02月03日 | イベント告知
イベントのお知らせ

中川ワニ珈琲では2ヶ月に1回の定期で珈琲教室を恵比寿にある AL で行っています。
2014年は主に珈琲を通じて実験を試みようという主旨でいろんな食べ物と食べ合わせをしたり、
いつも自分が飲んでいるお気に入りの珈琲をより楽しむ為のレッスンをしました。

また中川の珈琲のこだわりの一つであるラオスでの珈琲談などを始め
皆さんと楽しい会話や一杯の珈琲を通じて、
全く知らなかった人と出会い繋がる教室を
今年はどんな風にしようかと
企画をただいま楽しく作成中です。

2015年はより珈琲を開放した教室を目指したオープン・クラスを目指します。
Experiment(実験)→agenda(議題)をより自分たちで考え行動に起しませんか?
Coffee agendaの一人としてのそれぞれが自分の得意とする分野でよりenjoyし、
よりglobalにシェアしましょう。

さて、第一回めは3月7日(土)になります。
時間は11時~14時 16時~19時 の2部です。

『ポテトと珈琲』



え‼︎?、ポテトと珈琲が合うの?とお思いの皆さん、合うの?では無く合わすのです。

誰が?

それは普段電車に乗ってたまたま居合わせた人かも知れません。
Apple shopの店員さんかも知れません。
小さな子供かもしれないし、いつも珈琲教室で一緒に会ってるあの人かも知れません。
でも、忘れないでください。

主人公は自分自信です。

中川ワニがポテトと合う珈琲をブレンドし焙煎した珈琲豆を作ります。
それと皆さんに楽しんでいただけるポテト料理を用意します。

そんなおり、ポテト・ブックなる本が復刻したのをたまたま本屋で見つけました。

マー・ディヴィス著伊丹十三訳。
これまた読み始めると四方八方からいろんなポテトがつまってて面白い!



そしてなんと中川ワニはこの本を高校生の時愛読していたそうです、これまたご縁‼︎
1976年に初めて出版されたその本を2015年という新たな目線で見るのも
面白いです。
ここには、ポテトと珈琲については述べられていません。
だから私達で考えましょう。

もちろん、珈琲の基本的な淹れ方は忘れず。

お問い合わせ、ご予約はAL

〈a href="www.al-tokyo.jp/"/〉

にて告知させていただいます、お楽しみに。

シャムアにて珈琲教室

2015年02月02日 | イベント告知

 イベントの告知です。

 大阪のシャムアにて珈琲教室を行います。
 旅の会話を交えながら皆様と楽しい時間が過ごせたらと思います。

 《 日程 》

    2月28日(土)・3月1日(日)の二日間

 《 時間 》

    20時~


   詳しいお問い合わせ、ご予約はTEL06-6538-9860シャムアに直接ご連絡ください。

   

   宜しくお願いいたします。