○踊りとよびかけメッセージと写真のスライドショーが入ったDVD。
○マコへの手紙
○ハンディーカム
○我らとおそろいのユニホーム
これらをひとつの大きな箱に入れラッピング。
このプレゼントボックスと、お花を持って、某居酒屋にて待機。
この日のメンバーは9人。
旦那にだけ、居酒屋で私が待ってることを伝え、来てもらった。
マコ夫婦はおどろいた。
なんでこんなに人が集まってんねん。と。
キャシーが仕事で遅れてくるため、プレゼントはキャシーが来てからにしよう。
そのまま新婚旅行の話を聞いたりして、まったりしていた。
が、旦那の一言で全員の頭の中が凍りついた。
「旅行先でビデオ撮ったやつ、早くDVDにやかなな」
なんですと?
ビデオ…持ってるの…?
このプレゼントボックスの中にはそれが入っているのよ。
今さらラッピングをほどいてハンディカムだけ抜き取るわけにはいかない。
まずい。
開けたとき、かなり気まずい空気になってしまう…。
せめて、誰かに借りていったってことにはならないだろうか。
念じた。
借り物であってくれ。
人に借りた。
人に借りた。
人に借りた。
一人が勇気をふりしぼって聞いた。
「ビデオカメラ買ったん?」
答えはこうだ。
「ううん、借りとんねん」
っっっっっしゃ!
涙が出るかと思った。
それからも談笑は続き、誰かが「早くDVD見てほしいわぁ」とつぶやくと、
「うちで一緒に見る?」と、マコ。
えぇー、そんなー、9人でいきなり家入るなんてー、悪いわー
「思ってないやろ?」と、マコ。
店員さんに「コースのデザート早くぅー」とせかし、
デザートが運ばれてきたと同時に、体内に流し込み、
マコ夫婦んちに行った。
DVDを見てる様子を記録に残したいという、こちら側の要求ものんでくれた。
借りてる方のカメラで撮影しながら次々にプレゼントを開けていく。
それを見守る9人。
いよいよDVDスタート。
マコはとてもとても喜んでくれた。
見た後も、感想を言い合ったり、撮影裏話をしてダラダラ。
そこはとても、ほんわかした空気で、各自、満足感にひたっていた。
4ヶ月半という時間を費やしたこの企画。
大成功でした。