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マリーナ・ショウ「 Street Walkin' Woman 」1974年
発売当初から「名盤です、名曲揃いです」
の掛け声が聞こえていたレコードです。
縁が無くて手元にありませんでしたが、
昨年「名盤シリーズ」として再発売されました。
改めて聴いてみると1974年のレコードとは思えないくらい良いです。
個人的に云えば、好きなギタリストである
デビッド・T・ウォーカーさんの素晴らしいカッテイングを
聴いているだけで文句のつけようはないのですが、
バック・ミュージシャンがキラキラした輝きを放っています。
男女の会話から始まる2曲目の「 Street Walkin' Woman 」は
マリーナさんの歌唱もグルーヴ感いっぱいで聴きごたえがあります。
アレンジの素晴らしく、現代のヒットチャートを騒がせてもおかしくない?
くらい新しさを感じます。また、CDの中にはロバータ・フラックさんの
名曲「Feel Like Makin' Love」をマリーナさんらしくジャズっぽく
歌い上げていて好感が持てます。
蛇足です。ジャンル分けは良くないのですが
このアルバム、フュージョン色が強いのに
ブルーノート・レーベル(ジャズの名門レーベル)が発売元です。