独り言ですが、、、何か?

人生60年過ぎたのでそこそこ言ってもいいでしょう?

「おすわい」を作ってみた

2019-03-01 10:12:21 | シニアライフ
「おすわい」とは、富山県の郷土料理の一つらしい。

実は私の生まれも富山県なのだが、「おすわい」と言う名前を知ったのは40歳過ぎてからだった。
友人宅の新居祝いに集まった時に「おすわい、どうぞ」と言って出され、「えっ!?今なんて言ったの?」と聞き返したのをよく覚えている。
他の人は全員知っていて知らないのは私だけ、同じ富山県でも地域で違うものがあるんだと思った出来事だった。

「おすわい」を一口で言えば「大根なます」なのだが、私がそれまで食べていた「紅白なます」とは違い油揚げやひじきなどが入っていた。
多分「お酢和え」が「おすわい」になったのだと思う。

それから20年、すっかり忘れたが、大根なますを作ろうとしてふと思い出した。
記憶を頼りに作ってみた。

《材料》
•大根
•人参
•油揚げ
•ひじき(モズク)
•ミツカンカンタン酢

作り方は紅白なますと同じだが、油揚げは砂糖とだし醤油で味をつけてから加えた。
昔出されたのにはひじきが入ってたが、無いのでモズクを入れてみた。

「これ、美味し〜い!大正解!」

最近の私の夕飯作りは「30分で晩ごはん」ときてるから、なますのような(味が馴染んで美味しい)ものはうまくいかない。
だけど「おすわい」は、油揚げのコクでいい感じ。
それと、塩をした大根と人参を絞るとき、手ではなく破れないキッチンペーパーでギュッとしぼったら味が馴染みやすいのを今頃発見した。
★便利な道具を使うのもとても大事!

シニアになると正直毎日の食事作りが苦痛になってくる。
今回、工夫すれば簡単で美味しく出来るんだって事を発見した「おすわい」作りだった。