独り言ですが、、、何か?

人生60年過ぎたのでそこそこ言ってもいいでしょう?

カップヌードル

2019-03-07 08:14:28 | 昭和レトロ
朝ドラ「まんぷく」は、遂に即席ラーメンからカップヌードルへ。


若い人にとってカップラーメンはコンビニに行けば当たり前に売ってるものの一つ、なのだろうが、私が初めて「カップヌードル」を見た時は衝撃的だったなぁ、、、

就職して入った会社の寮で、何人かの寮生がカップに入った何かをフォークで食べていた。
田舎出身の私にはそれが何かわからなかったが、何かお洒落な食べ物に見えてしかたなかった。

同部屋の子も田舎出身で知らないと言うので、勇気を出して食べてた人に聞いたら、
それは「カップヌードル」と言うもので、カップの中にお湯を入れて3分待ったら、付属のフォークを使って食べると教えてくれた。

その後の「カップヌードル」は破竹の勢いで誰も当たり前に食べるものになっていった。

当時、関西の人気番組「ヤングーおーおー」の提供が「日清食品、カップヌードル」だったのも大きいと思う。
出演は桂三枝、明石家さんま、笑福亭仁鶴、ザ・パンダ(桂きん枝、桂文珍、月亭八方、林家小染)など

ずーっと後で分かったのは、1972年2月19日から28日にかけて長野県の浅間山荘で起きた連合赤軍の立てこもり事件で、極寒の中警備にあたってた警察官や機動隊員のために用意された「カップヌードル」が、テレビの画面に映し出され、「警察官が食べているあれは何?」と注目を浴びた事で全国的に大ヒットしたと言う。

その時はまだ学生で、事件の事は知ってるが、ずっとテレビを見てた訳じゃないから知らなかったし、それより私の住んでた田舎のスーパーには多分まだなかったと思う。

当初、「カップヌードル」には透明のフォークが付いていて、それで食べるのがお洒落だった。
しかしだいぶ経った頃から、持ち帰らない人が増えて大量にフォークだけ残るようになり、透明なフォークは姿を消した。

当時はフォークでヌードルを食べるのがお洒落と思ってたが、日本人は箸の方が食べやすいよな!