たとえば、日本から友人が一人旅で途中クレモナに遊びに来てくれた時、次の目的地まで列車で移動だったので駅まで見送りに行きました。
「3番線から発車します。」とのアナウンス。始発にて3番線には閉まったままの列車があったので扉が開くのを少数の人々と待っていました。1分前にも同じアナウンスが流れ、なんと出発の時間になっても列車の扉は閉まったまま。出発の時刻を過ぎた時、「列車は1番線から発車しました。」ホームで待っていた人々は一斉に1番線を目指して走りましたが、遠くに離れていく列車の後ろ姿が遥か地平線に消えていくところでした。サラリーマン風の紳士が物凄い勢いで怒って駅員室に「今週2回目やろ~!!」と抗議に。私は友人が無事に目的地に着くにはどの列車に乗ればいいかを駅員さんに聞くと「4番線に10分遅れの電車が今着くからそれに乗りなさい」とのこと。
聞くところによると、イタリアは国の政策として自動車を普及させるため鉄道網の発達を妨げる方向に進んだそうです。なのでイタリアでは車はなくてはならない必需品、一人あたまの自動車保有率もヨーロッパのトップクラスです。18歳の誕生日をむかえると共に免許を取得するのが一般的です。 また続く
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