そして美味しい物を手に入れるためには一筋縄でいかない真剣勝負が繰り広げられるのでした。
沢山の野菜とフルーツ
まずライバルのイタリアマダム達に私は連戦連敗してきた辛い過去があります。順番という概念があまり通用しなかった時代がつい最近まで存在していたからです。ここでは厚かましさとアピール度がないと買い物の順番がまわってきません。ここ2,3年の間にようやく番号札制度が浸透してきて、ようやく黙って順番を待つ私にも買い物が可能になりました。
番号札の機械
トマトの種類も豊富です
そしてようやく自分の順番がまわって来ると、八百屋のおじさんとの真剣勝負が始まります。私の買いたい物は、キュウイ5個・リンゴ6個・たまねぎ3玉・キャベツ1玉です。
まずキュウイがいつの間にか8個・リンゴが7個・たまねぎ5玉・キャベツ1玉、おじさんにストップをかけてさらに「そんなにいりません!!」と強く言わないとどんどん袋が重たくなっていきます。この道何十年の八百屋のおじさんにかなうべくもなく、(なるべく多くの物を買って欲しいからなかなか手ごわいです)今日も惨敗の兆し。。。
八百屋のおじさん「合計金額は1050円、1100円で切り良くしようや。レモン大玉1個追加でどうだい?」
私「レモンは先日買ったから桃が欲しいわ」
八百屋のおじさん「ほなこの桃2つで合計1100円也」
私「OK!」
帰り道、今日もなんとか無事に買い物を終えホッとしながら歩いている時、ふと「桃2つで50円っておじさんサービスしすぎかも?」お客さんの買い物袋を重くするのが上手なこの八百屋のおじさん、サービスするときも重くずっしりしてしまうようです(笑)
ささやかな勝利にメルカートでの買い物術が少し身に付いた気がした今日この頃でした。
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