京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『まる』

2024-11-05 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「まる
□監督・脚本 荻上直子
□キャスト 堂本 剛、綾野 剛、吉岡里帆、森崎ウィン、柄本 明、小林聡美、濱田マリ、
      吉田鋼太郎、戸塚純貴、おいでやす小田、早乙女太一、片桐はいり

■鑑賞日 10月25日(金)
■劇場 Tジョイ品川
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

荻上監督作品は『川っぺりムコリッタ』以来2年ぶりの鑑賞。
昨年の『波紋』は観逃してしまったけど。
今回は映画では久しぶりの堂本 剛主演なので観てみた。

言われたことだけこなす人気美術家のアシスタントとして日々暮らす男が、

ある日、自転車事故に遭い、右腕にケガをしたために失職。そして部屋に帰ると、
床には1匹の蟻がいたて、その蟻に導かれるように描いた「丸」がSNSで拡散、
正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名人に。

ま、有名になると色んな親戚や友人が増えると言うが、そこには恨み妬みも含め、
こんなすぐにSNSにアップされるような不自由な、個人情報だだ洩れの悪しき時代、
自分でどこでどんなは計り知れない虚像が他人の力で出来上がってします。
キッカケがどうであれ、それで稼げる人はそれも「アリ」かなと思うけど、
伴う実力がない限り、社会のゴミと化してしまう怖さを含んでいる。
事故のおかげで「勝ち組」になりそう人生の一片だったが、怪我が治るにつれ、
元のままの生活に逆戻り。人生はそう簡単に「勝ち組」のレールの上を走れない。
そんな感じのゆるーい映画だったなぁ。

堂本 剛&綾野 剛の剛コンビがもっと普通に笑える演技と演出だったら観易かったかも。
気になっていた小道具屋の主が片桐はいりだったのが笑えた。
あと、吉岡里帆が力入れて頑張ってたなぁ(笑)


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