daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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忠犬ポチに会ってきました

2024-10-09 | 札幌街ブラ

先日公園を歩いていると、ストライキをしているワンちゃんに出合いました。

腰をどっしり降ろし前足をガッチリ突っ張って、まだ帰るのは嫌だと言ってるのか、もう歩きたくないと言ってるのかはわかりませんが、微笑ましい風情に思わず 「根性入っていますねぇ」と話しかけると、飼い主さんも「そうなんですぅ」と苦笑いされていましたが。

モフモフは普通に好きですが、犬派?猫派?どちらかと言うと犬派かな? 小さい頃は犬が友達でしたが、今の様な家族の位置付ではなく番犬として。犬小屋は外にあり針金を渡したセルフの散歩で、隣の家と距離がある昔の農家の多くはそうしていました。

今は中型犬でも室内飼が常識になり、我が家は無理なので今は猫を飼っていますが、たまにはワンちゃんの頭も撫でたいな、吠えられるリスクのない石像なら良いだろうと、普段は行かない散歩コースで忠犬ポチに会いに行くことに。

ポチは真狩村の郵便局長さんの飼い犬で、局長さんの電報配達にはいつも一緒。

ある冬の夜のこと、電報を届けた帰り道に猛烈な吹雪に遭い局長さんは倒れ、ポチは家まで走り家族に急を知らせたのですが家族は気付かず、やむを得ずポチは局長さんの所に戻り、冷たくなった局長さんに寄り添い温め続けた… 大正7年1月に実際にあった話だそうです。※真狩村HP「名犬ポチ」/紙芝居「局長さんとポチ」より

この話を知った札幌報恩学園の園長が譲り受け、ポチは玄関番として子供達と過ごしたそうです。没後は剥製として園に飾られていましたが後に東京逓信博物館へ、さらに真狩村に里帰りし公民館で過ごしているそうです。※像の銘板より

剥製のなくなった園はポチの石像を建立しましたが、劣化に伴い2018年新しい像を建てました。古い像は知らないのですが、ポチはいま南西の方向を見つめているようで、きっと故郷の真狩村の方を向いているのでしょうね。

私がポチの話を知ったのは新しい像になってからなのですが、倒れた局長さんに寄り添い続けたという話、犬は忠実な友達と、頭をなでながらちょっとウルっと来ました。

 

ウルっと来てもお腹は減ると言う訳で、ランチはすぐ近くの中華風居酒屋へ。Bランチは小樽の有名店にも負けないボリュームの焼きそば。ごちそうさまでした。



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