匂い点検〜現場

さて昨日の話。

3年前に大規模リノベーションを工事させていただいたJ様家へ。「匂い」の問題です。ここ2ヶ月ほど色々なご事情でお家を開けておられたとのことで、帰ってくると排水管の様な「匂い」が気になると。

「匂い」や「音」ってなかなか難しく、個人差もかなりあるし、原因場所と現象が出ている場所が全然違うなんてこともあるので、なかなか厄介です。

ただ、匂いの場合、まずは排水管からの匂いを一番に考えます。基本的に手洗いやキッチンなどは排水管を通して下水とつながってるわけだけど、その下水の匂いがあがってこないように色々な対策が施されています。それが何等かの理由で上手くいかなくなっている場合をまず一番に疑うわけですね。

だから、

造付けキッチンのカバーを外して、排水管のつなぎをチェックしたり、食洗機の下のカバーを外して色々見てみたり、、

ただ、今回は、他に洗面や洗濯機なども見ましたが、これといった所は見つかりませんでした。あとは様子を見てもらいながら原因として考えられるものを一つ一つつぶしていって、最終的に原因を見つけるわけです。

音や匂い、そして経年してからの漏水なども、ある程度時間をかけながら探っていかなくてはいけません。

ただ、お帰りになってから翌日位から匂いもあまり気にならなくなってきたとの事ですから、このまま収まれば良いのですがね（その場合に考えられる原因もありますので）

そして帰りに和歌山市のS様家へ。

 

外部の足場も外れて、外回りはあとは外構工事です。

内部は、

こんな大工さん制作の造付け家具なども出来上がってきており、今はペンキ屋さんや左官屋さんの仕上げ工事の真っ最中 。

ついこないだまでは、

最後の追い込みでたくさんうちの大工さん達も居たのに（うちのホープ達もベテラン大工さん達に指導されながら頑張っておりますね）、

こんなに静かに。

何だか、ちょっと寂しいですね。。

さてさて、こちらのお家はこれから仕上げ工事・外構工事と進んで、12月中旬に完成予定です。

12月12・13と見学会を開催させていただく予定ですので、ご興味のある方は是非ご予定を空けておいてくださいね。（S様、誠にありがとうございます）

ではまた次回〜

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」　大彦（株）