紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

梁を見せた天井。

2015年11月20日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

一週間が経つのもホント早いもので、もう金曜日。。

最近ワタクシちょいと自分で自分の尻を叩きまして、Blogの更新頻度を週3回にしておるの気付いておりました??それでも昔よりは頻度が悪いですが、ちょいと前の週一ではいかんと頑張っております(笑)

さて、和歌山市のT様家。

内部も天井や壁下地はほとんど張られて、随分お家が出来てきた感覚。

こうなると、

他の部分にボードが張られていきますので、こういう梁を見せている部分の天井が際立ってきます。これは弊社がよくする仕上げで、吉野杉の40mmの厚板を張って、1階の天井と2階の床板を兼ねてしまうやり方。

昔の民家などでよく見られたやり方(以前和歌山市の紀伊風土記の丘で見て良いなと思ったんですよね。その後曽祖父が建てさせてもらったお家に行ったら、そこでもやっておりました)で、素朴で美しく飽きのこない天井となります。

更にコスト的にも優しくて尚良いですが、音はやっぱりダイレクトに響きますので注意が必要。

とは言っても、同じ家族ですし、1階と2階に分かれて生活することもなく、ある程度は生活パターンは同じになるでしょうから、そこまで心配しなくても良いのではと思います。(但し2世帯住宅や、またお仕事や学校の関係で結構生活パターンがずれるとか、音を気にする方はちょいと注意が必要です)

こちらのO様家もその天井です。なかなか綺麗でしょ。

さらに、T様家では、

こんなキッチン前のカウンターなども取り付いています。

これは後でタイルを張るからちょっと変わった納まりになっております。

さらに、

かなり頭をヒネヒネした階段&勉強コーナー廻りも、ほぼ納まりました。

こうして苦心していた部分が納まってくると、嬉しい&ほっといたしますね〜。

収納内部の棚板の工事なども進んでおります。これはキッチンバックの収納の内部に入るワイヤーバスケットという品物。

ワイヤーのバスケットとレールがセットになっていて、収納内部にこれを取り付けると網カゴの抽斗が出来上がる便利なシロモノです。

外壁も十分乾いて意図した色に落ち着いてきました。

木とカキオトシ壁の取り合わせがええ感じです。

ということで、今週も終了!また来週〜〜。よろしくお願いしまっす。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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